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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第3章雄一と三校同盟
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第233話俺と月下先輩の戦い

すいません遅くなりました。233話です。

「はあ………はあ………はあ」



今日も駄目だったか。



俺は、文美さんから、貰ったトレーニングメニューを、見ながらそう思う。



「雄一さん、明日は準決勝で、しかも相手は、月下美人さんなのです! もう休むなのです!」



文美さんが、そう言ってくる。



「そうですね」



俺は、片付けを、開始した。



「雄一さん、頑張るなのです」



文美さんは、そう言い、トレーニングルームを、出て行く。



「………」



頑張らないとな。




□□□











「さあ、優ちゃん、勝たせてもらうよ」



リングの上で、月下先輩が、そう言ってくる。



「負けるつもりは、ありませんよ」



「お二人とも、構えてください」



私と月下先輩は、構える。



「では、スタートです!」



「「はあーーーー!」」



私と月下先輩は、同時に瞬間移動をし、殴り合いが、始まる。



「優ちゃん、だいぶ強くなったね!」



「ありがとうございます!」



そんな会話をしつつ、私と月下先輩は、殴り合いをする。



「いや、何であんたら、会話しながら、殴り合いしてんの!?」



千代のツッコミが、聞こえてきたが、当然のごとく無視をした。



「せい!」



月下先輩が、足払いを繰り出す。



「よっと」



俺はジャンプして、避ける。



「やあ!」



私は、踵落としを、繰り出す。



月下先輩は、腕をクロスさせ防ぐ。



私は、踵落としの、反動で後ろに大きく、後ろに下がる。



「「………」」



私と月下先輩は、睨み合う。



「奥義、雪華風月せっかふうげつ!」



月下先輩が、そう言って、手を前に出すと、氷柱が出現し、私に向かって、飛んできた。



「奥義、防御、石壁の陣!」



私は、飛んできた、氷柱を防ぐ。



「せいや!」



私は、石壁を月下先輩に、向かって蹴り飛ばす。



「!?」



月下先輩は、バク転でそれを避ける。



私は、月下先輩の、目の前に瞬間移動した。



「奥義、爆砕衝烈羽ばくさいしょうれっぱ!」



「ぐうっ!?」



月下先輩は、防ぐが、爆風で吹っ飛んだ。



「連撃!」



私は、瞬間移動で、吹っ飛んだ、月下先輩の目の前に、現れて、もう一度、奥義、爆砕衝烈羽を繰り出した。



「奥義、半ダメージ返し!」



私の技が、月下先輩に、直撃し。



「グハッ!?」



ダメージを、受けたのは、私の方だった。



「………何が?」



「奥義、半ダメージ返しは、ダメージの半分を、相手に返す技だよ」



月下先輩が、そう言ってくる。



「だから、もう半分のダメージは、私がくらってるよ」



そう言い、月下先輩は座る。



「審判、降参だ」



「えっ?」



「勝者、坂本優!」



「うおーーーー!」



歓声が響いた。



「良かったんですか?」



「良いんだよ、優ちゃん、このまま戦っても、私に勝機はないから」



そう言い、月下先輩は、立ち上がる。



「明日絶対に、勝つんだよ」



「はい!」




読んで頂きありがとうございます。

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