第22話俺と部活対戦
22話です。
「今日から部活対戦が始まりますわ」
「「「部活対戦ですか(カ)?」」」
生徒会の会議が始まり会長がそう言い出した。
「対戦って随分物騒な名前だな」
私がそう言うと千代、メアリーも頷く。
「仕方ありませんわ部員を獲得する為、殴りあいで怪我人が毎年必ずでますわ」
ほんとに物騒だな!? だから対戦か!?
「特に優さん貴女は気をつけなさい」
「私ですか?」
「毎年生徒会が、部活対戦の取り締まりをするんですわつまり今からですわ」
「あの? 優が気をつけないと、いけない理由って何ですか?」
「千代さん貴女忘れてますの? 全校生徒及び全先生に、優さんにお兄さんがいることは知れわたっていますわ」
「そう言うことか」
「どう言うことですカ優さん?」
「つまりは私を部活に引き込む事で、兄の事を聞き出しお近づきになろうとする人が沢山いるってことだな」
「沢山所か全員ですわ」
頭が痛くなってきた。
「という訳でジャンケンですわよ皆さん」
「何でジャンケンなんですカ?」
「二人一組で行くからですわ」
という事で私達はジャンケンをした。
□□□
「では優さんお願いしますわ!」
「お願いします会長」
「会長、優を頼みます」
「頼みますヨ~」
俺は会長と行くことに
「また後でな二人とも」
そう言って私は会長と見回りを開始した。
□□□
「オラーーー!?」
「せやーーー!?」
廊下を歩いていると剣道部と柔道部が戦っていた。
「止めなさい! 剣道部! 柔道部の皆さん!」
戦っていた人達がこちらを振り向く。
正確には全員私を見ていた。
「「「いたーーー!?」」」
「うおっ!?」
戦っていた人全てが私を囲む
「君が優ちゃんよね! 私剣道部部長「せやーーー!」危な!?」
柔道部の人が剣道部部長さんに、回し蹴りを繰り出す。
「危ないじゃない!?」
「あんたが抜け駆けしようとしたからじゃない!? あ、私のなま「「「待てーーーーーー!?」」」うわっ!?」
いろんな部活の人が来た。
「弓道部です! 優ちゃん入りましょうよ!」
「囲碁部です! 一緒に囲碁をしましょう!」
「囲碁より麻雀だよ! 麻雀興味ない?」
いろんな部活の人が来たな………麻雀は興味あるな。
「はあ!?」
会長が何人か蹴りで何人か吹っ飛ばした。
「ちょっ!? 会長!」
「殲滅しますわよ優さん!」
「優さん武器なのです!」
「何で学園長が、いるんですか!? てかハリセン!?」
渡されても、困るんですが。
「さあ、優さん! 坂本流ハリセン殺法なのです!」
「そんな殺法無いですよ!?」
とりあえず戦闘になってしまったので、部員の皆さんは私を捕まえようとしてくる。
しょうがないので私は突進を避けながら、ハリセンで叩いていった。
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