表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第3章雄一と三校同盟
232/423

第224話千代対紗綾の対決

すいません大分遅くなりました。224話です。

「はあ!」



「きゃうん!」



会長は、一撃で対せん相手を、倒していた。



「これじゃあ、参考にならないなあ」



私は、思わずそう言う。



「次の対戦は………千代と紗綾かあ」



正直どうなるか、分からないなあ。



「優さん、隣良いですか?」



会長が、いつの間にか、来ていた。



「もちろんですよ、会長、圧勝でしたね」



「ええ、当然ですわ!」



そう言い、私の隣に座る。



「さて、どちらが優さんと、戦いますかね」



会長は、そう言う。



「会長は、どちらが勝つと、思いますか?」



「実力は同レベル、難しいですわ」



「なるほど」



ちなみに、通常のトーナメントは、違い私の場合は、一回戦、第三試合の勝った方と戦い、会長の方は、一回戦、第四試合に、勝った人と戦う。



「優さん、始まりますわよ」



会長に、そう言われ、私はリングの方を見る。



「さあ! 一回戦、第三試合! どちらの選手も、初参加です! 藤森千代選手と、三上紗綾選手です! ちなみに、二人は男神雄一さんの、知り合いだそうです………爆発しろ」



最後のは、聞かなかった事にする。



「紗綾、勝たせてもらうわ」



「それは、こっちのセリフよ」



二人は、睨み合う。



「お二人とも、構えてください」



千代と紗綾は、構える。



「では、スタートです」



審判の人が、そう言う。



「「………」」



お互いに、一歩も動かない。



「様子見ですか?」



「様子見というより、どのタイミングで、動けば良いか、分からないと、思いますわ」



「と言うと?」



「実践経験が、足らないからですわ」



なるほど、確かに実践と、練習ではまるで違う。



「ふっ!」



そんな中、最初に動いたのは、千代だった。



「せいや!」



千代は、蹴りを繰り出す。



「ふん!」



紗綾は、受け止めた。



「!?」



「やあ!」



紗綾は、千代を上空にに、ぶん投げた。



「とお!」



そのまま、ジャンプし、ぶん投げた千代を追った。



「ただの頭突き!」



「よっと!」



千代は、空中で体を捻り、避ける。



「ただのパンチ!」



千代は、紗綾の背中に向かって、パンチする。



「きゃあ!」



紗綾は、顔面から、地面に激突した。



「きゅう………」



紗綾は、そのまま気絶した。



「勝負あり! 勝者藤森千代!」



「やった!」



千代は、リングから、降りていった。



「呆気なかったですね」



「そうですわね」



神宮寺さんが、そう言い、私は、次の対せん表を見る。



「次の対決は………桃さん対メアリー」



「一瞬で勝負がつきますわね」


読んで頂きありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ