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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第3章雄一と三校同盟
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第206話俺とストライキ前編

すいません大分遅くなりました。206話です。

「さあ! 雄一さん。セイレイト女学院に、出発ですわ!」



三条さんが、そう言い、俺達は、出発する。



「………」



「兄よどうした?」



「何かなあ、今日嫌な予感がするんだ」



「嫌な予感ですか?」



何か分からないが、とにかく嫌な予感がした。



「その嫌な予感が、当たっているかは、学院に行けば分かりますか?」



三条さんが、そう聞いてくる。



「多分ですけど………」



昨日あんな事があったから、警戒のし過ぎかな?



「とにかく、学院に行ってみよう」



「そうだな」



優の言葉に、俺は頷く。



「雄一さ~ん!」



「ん?」



声のした方を見ると、小鳥遊さんが、走ってきていた。



「小鳥遊さん、どうしたんですか?」



俺はそう聞く。



正直、嫌な予感しかしないが。



「一年四組以外の、生徒及び、教員がストライキを、し始めました!」



「「「………はい?」」」



俺の嫌な予感は、見事に的中してしまった。




□□□











「それで、どうしてストライキが、起きたんですか?」



俺は、学院に向かいながら、小鳥遊さんに、そう聞く。



「雄一さんを、一年四組が、独占している! だから私達にも、ふれ合う機会を、寄越せ! だそうです」



「………」



なるほど。



「そうですわね、東浦学校の場合、優さんが、いるから、雄一さんが、一組にいても、誰も文句は言えませんわ………しかしセイレイト女学院の場合は、違いますわ、男慣れするために、呼んだのにも関わらず、一つのクラスが、独占すると、そりゃストライキも、起きますわ」



三条さんは、そう言う。



「俺のせいですね………すいません、小鳥遊さん」



俺は誤った。



「いえいえそんな! 気づかなかった、学院側に責任があるんですから! 雄一さんは、気にしなくても、大丈夫ですよ!」



小鳥遊さんは、そう言う。



「兄よ、学院に、到着するぞ」



校門に到着した。



「雄一さん!」



小関先生が、俺に気付き、近寄ってくる。



「申し訳ないです! 雄一さんでないと、止まりそうもありません!」



小関先生がそう言う。



「任せてください」



「お願いします」



俺は、そう言って、学院の中へと入って行く。



「はてさて、どうなる事やら」

読んで頂きありがとうございます。

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