第205話俺と自室での出来事
すいません遅くなりました。205話です。
「雄一さんの、ハンバーグ、美味しかったですわ!」
夕食を食べ終わり、三条さんは、そう言う。
「雄一さん。部屋に行っても良いですか?」
「良いですが、深い意味は、無いですよ」
「分かっていますわ!」
そう言って、三条さんは、居間を出て行った。
「ちょっと待ってください、俺も一緒に行きます! 文美さん皿洗いを、任せて良いですか?」
「もちろんなのです!」
「ありがとうございます」
俺は、三条さんを、追いかけ始めた。
□□□
「雄一さんの匂いが、沢山しますわ」
「そりゃそうですよ、俺の使ってる部屋なんですから」
と言うか、部屋に入った第一声が、匂いときますか。
「………」
三条さんは、俺の寝ているベッドを、凝視していた。
「ダイブしないで下さいね」
「だ、大丈夫ですわ! そ、そんな事考えていませんわ!」
「………」
考えていますね。
「とりあえず、座ってください」
「は、はい!」
三条さんは、ベッドに座る。
「ベッドに、座るんですね」
「ば、場所は指定されて、無かったからですわ!」
なるほど。
「では、俺も座りますね」
俺は、三条さんの、隣に座る。
「ゆ、ゆ、雄一さん!? な、な、何故隣に!?」
三条さんは、顔を真っ赤にして、そう言う。
「何故って、喋る場合、正面か隣に、座りませんか?」
「そ、そうですわね!」
三条さんが、そう言う。
「「………」」
しかしお互いに、喋る事が、無いためか、無言になる。
「きょ、今日は、どうでしたか?」
「今日は、何事もなく過ごせました」
「そ、そうですか!」
「………」
「………」
会話が続かない。
「「あの!」」
俺と三条さんの声が、重なる。
「「お先にどうぞ!」」
また重なる。
「「あはははは!」」
お互いに、笑い始める。
「何やってるんでしょうね、いつも通りで、良いはずなのに」
「そうですわね、いつも通りに、話しましょう!」
俺と三条さんは、寝る時間に、なるまで、話をした。
読んで頂きありがとうございます。




