第203話俺と自業自得後編
すいません遅くなりました。203話です。
「「はあ………はあ………はあ」」
俺と優は、皆から逃げ切り、図書室を開けて、中で休んでいた。
「皆、しつこいなあ」
「兄よ、当然だ、女子高に、通っていると、男との縁は皆無だ、皆兄の脱いだ姿が、見たくてしょうがないのだろう」
なるほどなあ。
「皆欲望に、忠実だと言うことか」
「まあ、そう言うことだな」
優は携帯を、操作しながら、そう言う。
「優、携帯を、操作して何してるんだ?」
「東浦学校に、連絡しようと、思ってなあ」
「優、それだけは、止めろ」
俺は、そう言う。
「何故だ兄よ?」
「連絡した場合、警官隊が動くだろ? 彼女達を前科持ちには、したくないんだよ」
「………兄は甘いなあ」
優は、そう言い、携帯しまい、鞄の中から、銃を取り出す。
「今度は、物騒な物を、出してきたな」
「兄よ、これは相手の、記憶を消す銃だ」
優は、そう言い、俺に銃を渡してくる。
「大丈夫か、これ? 何か体に害は、無いよなあ?」
「大丈夫だ、消したい記憶を、思い浮かべながら相手に、当てると良い、そうすれば、その部分の記憶だけ、消えるから」
「めちゃくちゃ便利だなあ!」
「という訳で、この学院の生徒と、白井さんにはこの銃で、撃たれてもらおう」
俺と優は、行動を開始した。
□□□
「見つけましたわよ、雄一さん!」
何人かの生徒が、俺を見つけた。
俺は逃げ出す。
「「「雄一さん! 待ってください!」」」
生徒が俺を、追いかけ始める。
俺は、走りながら、銃を手に持ち。
「やあ!」
銃を撃った。
「「「きゃん!?」」」
銃弾は全て当たり、生徒達は、気絶した。
ちなみに銃弾は、当たった瞬間に、消えるそうだ。
「これを、繰り返せば良いのかな?」
かなり大変な作業だ。
「ん? 優から電話か」
俺は電話に出る。
「兄よ、残りは白井さんだけだ」
「早くないか!?」
まだ10分も経ってないぞ!?
「ああ、分身を総動員した」
「なるほど、便利だな分身」
俺も覚えたいなあ。
「さてと、白井さんは、何処だ?」
俺は、白井さんを、探し始めた。
「!?」
俺は殺気を感じとり、しゃがむ。
蹴りが空を切る。
「白井さん。ビックリしますよ」
「流石雄一さん、私の蹴りを、避けましたねえ」
「そこまで、見たいんですか?」
「ええ、すいません。この欲望には、逆らえません」
そう言う、白井さんの目は、血走っていた。
「雄一さんを、傷つけたくないので、今ここで脱いでください」
「嫌です」
「なら仕方ないですね」
白井さんは、構える。
「勝負です! 雄一さん!」
「………はあ」
俺は、構える。
「では、尋常にしょう「そんな勝負させる訳無いだろ!」きゃん!?」
優が、白井さんの後ろから、銃弾を当てた。
「優、ナイス」
「うむ、これにて終了」
こうして、騒動は終わった。
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