第200話俺とバスケ部
すいません大分遅くなりました。200話です。
「雄一さん、優さん、月下さん学校を、案内させていただいても、大丈夫ですか?」
授業が終了したら、小鳥遊さんが、そう言ってきた。
「よろしくお願いします」
「では、行きましょう」
俺達は、小鳥遊さんに、ついて行く。
「そう言えば、小鳥遊さん、最初は何処に行くんですか?」
優が小鳥遊さんに、そう聞く。
「最初は、体育館ですね」
「了解です」
「雄一さん、体育館に、行くんですか?」
黒髪で、ツインテールの、女子生徒が、俺に話しかけてきた。
「えっと、山崎汐里さんでしたっけ?」
「はい! 覚えていて頂き、光栄です!」
満面の笑みで、山崎さんは、そう言う。
「山崎さんも、来ますか?」
「はい!」
「それじゃあ、改めて行きましょう」
五人で体育館に、向かった。
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「じゃあ私、着替えてきますね」
体育館に、到着すると、山崎さんが、そう言う。
「何か部活をしているんですか?」
「はい! バスケ部です! では、着替えてまいります!」
山崎さんは、そう言い、更衣室に入って行く。
「見て見て! 雄一君がいる!」
「本当ですわ、はあ~いつ見ても、素敵なお方でしゅ~」
部活の準備をしていた、女の子が、俺に気付き、そう言っていた。
「お待たせしました!」
山崎さんが、着替え終わって、戻ってきた。
「山崎さん、格好いいですね」
「グヘヘ、そうですか?」
山崎さんの顔が、蕩けきる。
「「「雄一さん! 私は、どうでしょうか!」」」
体育館にいた、全員がそう、俺に聞いてくる。
「格好いいですよ」
俺は笑顔で、そう言う。
「「「!?」」」
俺の笑顔を、見た小鳥遊さん、山崎さん、バスケ部の、部員達が、何処かに走り出す。
「皆さんどうしたんだろう?」
「兄よ、おそらくトイレに、行ったんだと思う」
「何でだ?」
「発散しに行ったんだよ」
「?」
俺は、良く分からなかったが、帰って来た全員、スッキリした顔をしていた。
俺が、何をしてきたんですか? と、聞くと全員顔を真っ赤にして、何でも綯いと、言っていた。
「雄一さん、君は聞いちゃ駄目なやつだから、次は聞いちゃ駄目だよ」
月下さんに、そう言われたが、当然何でだと、俺の頭の中は、疑問でいっぱいになった。
読んで頂きありがとうございます。




