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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第1章波乱の転移生活
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第18話俺町に繰り出します

18話です。

「うおーーー!?」



突然だが俺坂本雄一は、全力疾走している何故なら。



「「「おとこーーー!?」」」



凄い人数の女性に追われているからだ。



「私が捕まえる!」



「いや私だ!」



「捕まえたら………ブーーー!?」



やばいやばいやばい、最後のやつ鼻血出しながら追いかけてきてるし!?



「こんなことになるんなら、学園長の言うこと聞いてりゃ良かったーーー!?」



俺はこうなってしまう前の事を思い出していた。




ーーー回想ーーー











「はい? 会議ですか?」



「そうなのです! 全く昨日の続きをしたかったなのです!」



朝の8時どうやら会議が入ってしまったようで、学園長は不機嫌になっていた。



「と言うか日曜日に会議ってブラックすぎだと思うんですが」



「仕方ないなのです! 上司に呼ばれたなのです!」



仕方ないのかな?



「それよりも雄一さん!」



「はい」



「絶対に外に出ては、駄目なのです!」



「はい?」



急にそう言われ俺はそう言ってしまった。



「何故ですか?」



「と言うかこの学校の説明をした時、雄一さん自分で言ってたなのです! オオカミの大群って!」



「声に出してましたっけ? もしくは念和で言いましたっけ?」



「い、言ってたなのです!」



怪しい。



「と、とにかく私はもう行くなのです! 外に出ちゃ駄目なのです!」



そう言って学園長はとてとてと、走って行った。



「ふむ」



俺は出かける準備をした。



「行くか」



準備を終えた後俺は町へくり出した。




ーーー回想終了ーーー











うん回想してみたけど完全に、自業自得ですねこれ町についた瞬間女性に追われ始め今に至る。



「「「待て~~~!?」」」



「待てと言われて待つ奴はおらん!?」



俺は門を曲がる。



「こっちです雄一さん」



「うわっ!?」



俺はいきなり路地裏に引っ張り込まれた。



「え? ふじ「静かにしてください」」



俺を路地裏に引っ張り込んだのは藤森さんだった。



ちなみに男性に名前で呼ばれる=結婚になるような、世界という事は学園長に聞いているため気をつけなければ。



「どこ行った!?」



「探せ、探せ、探せ!?」



「見つけ出してピーーーしてやる!?」



足音が離れていった。



「ありがとう藤森さん」



「は、はい! 気にしにゃいでくだしゃい!」



めっちゃ噛んでるし。



「やっぱり一人で町に来るもんじゃないね」



「一人で来たんですか!?」



めっちゃ驚かれたそりゃそうか。



「でも藤森さんよく俺が追われてる事がわかったね」



「追われてる所を目撃しました!」



「なるほど」



という事は先回りして待っていてくれたのか



「んじゃ藤森さん」



「は、はい!」



「これからデートしよっか」



「はい! ………え?」



俺は藤森さんの手を掴み走り出した。



「ちょっ!? 雄一さん!?」



「助けてくれたお礼だよ!」



俺は路地裏を出た瞬間急に立ち止まる。



「おっと雄一さんどうしましたか?」



「ごめん俺ここの地形全く知らないや」



「あはは………じゃあ私が案内しますね!」



俺は千代の案内で町を探索することになった。



探索の間俺の提案で迷わないよう、手を繋ないで歩いていった。



読んで頂きありがとうございます。

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