第188話俺と面会後編
すいません大分遅くなりました。188話です。
「さてと、どこから話そうかしら」
瀬野さんは、そう言う。
「それじゃあ、エビエスレイカの結成した、理由は、何ですか?」
瀬野さんが、困っていたので、俺からそう聞く。
「エビエスレイカは、孤児院の名前よ」
「………失礼ですが、変わった名前ですねえ」
「よく言われるわ、まあようするに、結成したと言うよりは、孤児院のスタッフなのよ、エビエスレイカは」
「なるほど、でもどうして、男の子を誘拐している事に、なってるんですか?」
「孤児院を、反対している、人達がデマを流したのよ」
なんじゃそりゃ。
「反対の理由が、分からないなのです」
「理由は、簡単よ、捨てた事を、バレるのを、恐れたからよ」
「………はい?」
ちょっと待て。
「捨てた事が、バレるからですか?」
「雄一さんに、説明するなのです! 知っての通り男女比が、1対50なのです! 一見政府は、何も対応してないように、見えますが、実は法律で、産んだ子どもは、ちゃんと成人するまで、育てないといけないと、書いてあるなのです!」
「違反すると、どうなりますか?」
「男の子と、結婚できなくなるわ」
「なるほど、だから、バレるのを、恐れているんですね」
全く子どもの事を、何だと思ってるんだ。
「文美さん」
「了解なのです!」
「俺は、まだ何も、言ってないですよ」
「子ども達を、捨てた奴らを、調べて警官隊に、突き出すなのですね?」
「その通りです」
「雄一君。何もそこまでしなくても」
「貴女方の、身の潔白を証明する為です」
「雄一君。貴方は、本当に優しいわね」
「子ども達の為ですよ、では俺と文美さんは、帰りますね」
「さよならなのです!」
俺と文美さんは、家に帰って行った。
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「全員お縄についたなのです!」
「まだ一日しか、経って無いですよ、早いですねえ」
「当然なのです! 雄一さんに、頼まれたなのです!」
「全員逮捕されますか?」
「当然なのです!」
「そう言えば、俺を誘拐しようとした、理由聞かなかったんですけど、何だったんでしょうか?」
「おそらくですが、雄一さんに、孤児院の、トップになってもらう為だと、思うなのです!」
「どうしてですか?」
「雄一さんは、世界的に有名なのです! トップになれば、誰も文句は、言えないなのです!」
なるほどな。
「それじゃあ、孤児院に行きますか」
「了解なのです!」
俺と文美さんは、孤児院に向かった。
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