第184話俺と子ども達
すいません遅くなりました。184話です。
「あの、三条さん?」
「何ですか? 雄一さん」
「どうして、俺はお姫様抱っこを、されてるんですか?」
休憩が、終わり歩こうとしたら、三条さんに、お姫様抱っこされた。
「雄一さんが、疲れていると、思いまして」
「大丈「疲れていますわよね?」………はい」
三条さんの圧に、負けた。
「「「羨ましい………あそこで、グーを出しておけば、勝ってたのに!」」」
どうやら、いつの間にか、じゃんけん大会が、行われていたようだ。
「あの皆さん、次こういう事を、する時は、俺に一言、言ってください」
「「「言うと雄一さん(君)、嫌がるじゃない!」」」
「当たり前です!?」
人前で、お姫様抱っこ何て、恥ずかしいですよ!
「また扉が、見えてきましたね」
三上さんが、そう言う。
「これまた、大きな扉ですねえ」
俺がそう言うと、扉が勝手に開く。
「では、入りますわよ、皆さん」
三条さんが、そう言い、皆なで部屋に入る。
「雄一お兄ちゃん! やっと来たね!」
中に入ると、ジェインちゃんが、手を振っていた。
「三条さん。恥ずかしいので、おろしてください」
「………もうちょ「おろしてください」………はい」
三条さんは、渋々俺を、おろす。
「良いなあ~、私も雄一お兄ちゃんを、お姫様抱っこしたい!」
「それは、勘弁してほしいかな!?」
「雄一さん」
ポンっと、白井さんが、俺の肩に、手を置いてくる。
「………何ですか? 白井さん?」
「お姫様抱っこを、男の子にするのは、女の子のロマンです!」
「いや、俺姫じゃないから!」
何を言ってるんだ、この人!?
「それで? この部屋にいるのは、ジェインちゃんだけかな?」
月下さんが、そう聞く。
「私一人じゃないよ~! 皆出て来て~!」
「「「わ~い!」」」
小さな女の子達が、いっぱい出てきた。
「ねー! 雄一兄ちゃん! 遊ぼう!」
ボーイッシュな、女の子が俺の服の、袖を引っ張りながら、そう言う。
「雄一お兄様、おままごとを、しませんか?」
清楚そうな女の子が、抱きつきながら、そう言ってくる。
「えっと、この子達と、戦わないと駄目なのかな?」
俺は、ジェインちゃんに、そう聞く。
「違うよ~! 雄一お兄ちゃんには、その子達と、遊んでいて、ほしいの~! 戦うのは、私とRお姉ちゃんと、Cお姉ちゃんだよ!」
「あんたらを、さっさと倒して、雄一君に、構ってもらうで!」
「わ、私もです!」
女の人が、現れそう言う。
「子ども達と、ゆっくりしていて、ほしいなのです!」
「私達に任せてください!」
「安心して、見ていてください!」
文美さん、白井さん、神宮寺さんの順番で、そう言う。
「分かりました」
「ねえ、雄一にいにい、遊ぼう!」
「分かったよ、何して遊ぶ?」
「「「え~とねえ!」」」
後ろで、凄い音が、鳴る中、俺は子ども達と、遊び始めた。
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