第182話俺と戦いの始まり
すいません遅くなりました。182話です。
「雄一さん、準備は大丈夫なのです?」
文美さんが、そう聞いてくる。
「もちろん、大丈夫ですよ」
「それじゃあ、行こう」
月下さんが、そう言う。
「奥義、避雷針、記憶の型!」
月下さんが、そう言うと、あっという間に、エビエスレイカのアジトの前に、到着する。
「それでは、入りますわよ」
「正面から、入るんですか? 危険な気がしますが………」
「大丈夫ですわ」
神宮寺さんは、扉の前に立ち。
「どりゃーーーーー!」
チュドーン!
扉を全力で、蹴り飛ばし開けた。
「………って!? 何してるんですかー!?」
俺は、ツッコミを入れた。
「雄一さん。おそらく我々が、来ている事は、敵も把握している筈、こそこそ侵入するよりは、大胆の方が良いですわ!」
「そうだとしても、もっと良い入り方が、あると思います!」
「まあまあ、雄一さん。とりあえず、中に入るなのです!」
文美さんが、そう言うと、俺以外全員が、建物の中に入って行く。
「………」
俺は、納得いかなかったが、建物の中に入って行く。
「あら、ずいぶん豪快な入り方ねえ」
スピーカーから、Pさんの声が、聞こえてくる。
「雄一お兄ちゃん! いらっしゃい!」
続いて、ジェインちゃんの声も、聞こえてくる。
「どうも、予定外の入り方でしたが、また会いに来ました。今から会いに行くので、待っていて下さい」
俺は、そう言う。
「出来れば、貴方一人で、来て欲しいけど、仕方がないわね、全員でいらっしゃい」
Pさんが、そう言うと、スピーカーから、声は聞こえなくなった。
「それじゃあ、行きますか」
俺達は、走り出した。
□□□
「大きい扉ですねえ」
俺は、扉を見上げる。
「皆、どうやら、中に人がいる………三人だな」
「三人? と言う事は、Pさんと、ジェインちゃんじゃ無い可能性が、ありますね」
「そうですわね」
俺達が、扉の前に立つと、自動的に扉が開く。
中に入って、奥を見ると、女性が三人いた。
「来たわね、私はK、よろしくね雄一君!」
「どうも、私はYです。雄一君お見知りおきを」
「俺は、Mよろしくな! 雄一君」
何か挨拶された。
「え~と、俺達奥に行きたいんですが………」
「それは、無理です、ここを通るには、三対三のバトルに、勝つ必要があるわ」
Yさんが、そう言う。
「んじゃ、こっちからは、私と「俺も戦って良いですか?」雄一君行くかい」
桃さんが、言っている途中で、俺はそう言う。
「改めて、私、雄一君、美人の三人で、お前達と戦う」
「雄一君も、戦うのね………じゃあ勝負スタート!」
こうして、戦いが始まった。
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