第181話俺と交渉後編
すいません遅くなりました。181話です。
「じゃあ、こっちの要求を、言うわね、私達エビエスレイカは、雄一君、貴方が欲しいわ」
Pさんは、そう言ってくる。
「ストレートに、言いますね」
「もちろんよ、だって遠回しな言い方しても、しょうがないでしょ」
確かにそうだな。
「俺がそっちに、行った場合、貴女方は、どうするんですか?」
「男の子の誘拐や洗脳を、もうしないわ」
「何故誘拐や洗脳をしないと、言い切れるんですか?」
俺は、そう聞く。
「雄一君、貴方は、全女性の憧れの象徴なのよ、だから、貴方を手に入れられたら、他の男の子は、正直いらないのよ」
「………」
全女性は、ともかく、どうやら俺は、エビエスレイカに、とっては、どうしても欲しい、男みたいだな。
「すいませんが、自分がどうなるか、分からない所に、行くのは、嫌ですね」
「………やっぱりそうよね、でも私達は、貴方を諦めないわ!」
そう言い、Pさんは、消えた。
「あ! Pお姉ちゃん! 待って~!」
「ちょっ!? ジェインちゃん!」
ジェインちゃんは、Pさんを、追いかけるように、消えた。
「雄一さん。ジェインちゃんに、発信器を、つけておいたなのです! 追いかけるなのです!」
文美さんが、そう言い。
「おそらく、Pは残り全員がいる、アジトに向かう、最終決戦に、なると思う」
月下さんは、そう言う。
「最終決戦ですか」
「それじゃあ、エビエスレイカのアジトに、出発なのです!」
文美さんが、そう言い、俺達は、Pさんと、ジェインちゃんを、追いかけた。
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「だいぶ山の奥に、来ましたねえ」
俺達は、ジェインちゃんに、つけた発信器を頼りに、エビエスレイカのアジトに、向かっている。
「あそこなのです!」
文美さんの指差す方を、見ると、大きい建物が、見えてきた。
「どうしますか? 今から突入しますか?」
俺はそう聞く。
「いや、暗くなってからの方が、良いと思う」
「美人に賛成だ、目立つ昼より、目立たない、夜の方が、良いしな」
「それじゃあ、ここで夜を待ちますか」
「いや、もう場所は、覚えた夜になったら、避雷針、記憶の型で来よう」
「その技、便利ですね」
「という事で………奥義、避雷針、記憶の型!」
俺達は、その場から、瞬間移動した。
「文美さんの家ですね」
「さあ、雄一さん、夜までゆっくり、休もう」
月下さんが、そう言い、俺達は、家の中に、入って行った。
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