第177話俺と茶髪の女の子前編
すいません遅くなりました。177話です。
「文美さん。エビエスレイカって、本当に、悪人の集団何ですか?」
Iさんが、桃さんに、連れていかれた後、俺は学園長室に行き、文美さんに聞く。
ちなみに、優の方は、文美さんの分身が、変化している。
「確かに、今までの二人を、見ていると、そんな感想が、出てくるのは、分かるなのです! でも雄一さんを、誘拐しようとしているのは、事実なのです!」
まあ、確かに、誘拐は悪い事だからなあ。
「雄一さん。午前中は、どうするなのです?」
「そうですねえ、昼は篠田さんの料理を、食べるとして、午前中は、ここにいますね」
「了解なのです!」
文美さんは、笑顔でそう言う。
「それじゃあ、この椅子に、座ってくださいなのです!」
文美さんは、立ち上がり、自分が座っていた、椅子をポンポン叩く。
「えっ? 大丈夫何ですか?」
「大丈夫なのです!」
「では、失礼して」
俺は文美さんが、座っていた、椅子に座る。
「よいしょっと」
文美さんが、俺の膝の上に、座ってきた。
「文美さん?」
「このまま、仕事をするなのです!」
「なるほど、俺の膝の上に、座りたかったんですね」
「はいなのです! では、仕事の続きを、するなのです!」
文美さんが、仕事の続きを、開始する。
「あの? 見えてますが、大丈夫ですか?」
「見られても、大丈夫なのです!」
「そうですか」
俺は、文美さんの、仕事を見ながら、昼休みの時間になるまで、ゆっくりと過ごした。
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「篠田さん。メンチカツ定食ください」
「了解! 雄一君の為に、すぐ作るよ」
昼休み、食堂にて俺は、メンチカツ定食を、頼んだ。
「兄よ、こっちだ」
優が、手を振っていた。
「雄一さん! 私の隣にどうぞ」
白井さんが、そう言う。
「では、隣失礼します」
俺は、白井さんの隣に座る。
「雄一君。午前中は、どうしてたの?」
「学園長室にいましたね」
「「「なん………だと?」」」
俺がそう言うと、三人は、そう言い、立ち上がる。
「「「ちょっと、学園長室に、行って来る」」」
「あ、はい」
三人は、学園長室に、向かった。
「さてと、俺は食べ始めるか………いただきます」
俺は、そう言い、メンチカツ定食を、食べ始める。
「………うまい」
今まで食べてきた、どのメンチカツよりも、うまかった。
「きゃうっ!?」
ズサーーー!?
「何事!?」
俺は、声と音のした方を見る。
「痛いです~」
茶髪で、小柄の女の子が、盛大に転けていた。
「大丈夫ですか?」
「掴まえました~!」
「はい?」
俺と女の子は、食堂から、姿を消した。
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