第175話俺と緊急会議後編
すいません遅くなりました。175話です。
「では、緊急会議を、開始します。学園長が、お姉さんと、喧嘩をしているので、代理司会の、川井です」
喧嘩をしている、二人をほっといて、会議が開催される。
「その前に、盗聴器って、どうなっていますか?」
俺は、そう聞く。
「大丈夫ですよ、ほら」
川井先生が、粉々になった、盗聴器を見せてくる。
「いつの間に」
「喧嘩が、始まった瞬間、如月さんが、握り潰してました」
「………」
凄い握力だな。
「何で川井先生が、持ってるんですか?」
「握り潰した後、落としていたので、私が回収しました」
「なるほど、会議の進行を止めて、すいません」
「大丈夫ですよ、では改めて、会議を、開始します。手元の資料を見てください」
川井先生が、そう言うと、俺を含め、全員資料を見る。
「まず最初、雄一さんに、接触したSに、ついてですが、本名、瀬野栄子25才、男の子を、自分達の都合の良いように、洗脳する、闇の組織、エビエスレイカの、一員だと、分かりました」
「「「何だと!?」」」
教師陣、全員が驚く。
「………洗脳ですか?」
「はい、恐らくIも、その一員だと考えられます」
どうやら、俺は、かなり物騒な、組織に目を、付けられてしまったようだ。
「Iさんに、ついては何か、分かってるんですか?」
「まだ何も、分かっていません」
「そうですか」
「Iの事は、まだ分からない、所は多いですが、エビエスレイカに、ついては、分かっている事が、あるなのです!」
文美さんが、そう言ってくる。
どうやら喧嘩は、終わったようだ。
「分かっている事とは?」
「幹部は、アルファベットの頭文字で、呼ばれていて、トップはPよ」
如月さんが、そう言う。
「Sさんは、幹部として、どれくらいの実力ですか?」
「一番下って、本人が言っていた、なのです!」
Sさんが、一番下かあ。
「実力者が、多い組織のようですね」
「そうなのです! なので、三校同盟、警官隊、市役所で、連帯し雄一さんを、お守りするなのです!」
「それだと、俺に守りが、集中して、他の男の子の守りが、薄くなるんじゃあ」
「大丈夫なのです! エビエスレイカは、基本的に、一人の男性を、全員で、狙うなのです!」
「Iさんは、単体で来てますが」
「雄一さん。ジュン君が、心配何ですね」
文美さんが、そう言う。
「そうですね」
「分かったなのです! ジュン君も、守るよう、警官隊に、言っておくなのです!」
「ありがとうございます!」
「では、会議はここまでにします」
川井先生が、そう言い、会議は終わった。
「文美さん」
「何なのです、雄一さん?」
「Iさんに、俺の過去を、言おうと思います」
「マジなのですか?」
「はい、そうしないと、あの人多分、納得しないです」
「………分かったなのです」
俺と、文美さんは、家に帰って行った。
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