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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第3章雄一と三校同盟
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第167話俺と工場での戦い

すいません遅くなりました。167話です。

「ここが、奴らの潜伏拠点だ」



桃さんが、そう言う。



今俺達が、いる場所は、町外れの、もう使われていない、工場だ。



「それじゃあ、入りますわよ」



神宮寺さんが、そう言い、俺達は、工場の中に、入って行く。



「あら、わざわざ雄一君を、連れて来てくれたの?」



声のした方を、見ると、Sさんと数人の女性が、立っていた。



「そんなわけ、無いだろう、お前らを捕まえに、来たんだよ」



桃さんが、そう言う。



「神宮寺桃、貴女まで、出てくるのね………」



「そりゃあそうだろ、雄一君が、関わってるんだから」



桃さんは、どや顔で、そう言う。



「リーダー、どうしますか? 武神までいると、流石にきついのでは?」



隊員の一人が、Sさんに、そう言う。



「確かにそうだけど、このチャンスは、逃せないわ」



「………俺としては、このまま戦闘には、なってほしくないんですが」



俺は、無駄だと、分かっていたが、そう言う。



「無理よ雄一君。貴方も、分かってるんじゃない?」



「………」



俺は、構える。



「あら、雄一君も、戦うのね」



「そうですね、俺も素人ですが、武術で戦えますから」



「そう………じゃあ戦闘開始よ」



戦いが、始まった。




□□□











「せい!」



俺は、Sさんに、突撃しそのままの勢いで、右足で、蹴りを繰り出す。



「ふっ!」



Sさんは、瞬間移動をし、避ける。



「せい!」



急に目の前に、現れ右ストレートをしてくる。



「危な!?」



俺は、バク転でそれを、回避する。



「せいや!」



神宮寺さんが、Sさんに、突撃し蹴りを入れる。



Sさんは、それを防御する。



「流石武神の娘、一撃がとても重いわ」



「話している、余裕があるかな?」



「!?」



いつの間にか、Sさんの後ろに、月下さんがいた。



爆破光月(ばくはこうげつ)!」



「キャーーーー!?」



Sさんは、防御したが、爆風で、吹っ飛ばされる。



「「「リーダー!?」」」



「おっと、悪いが、私達が相手だ」



Sさんを、助けようとした、女性達の目の前に、桃さんが、立ちふさがる。



「せりゃー!」



女性の一人が、桃さんに、突撃する。



「せい!」



「かはっ」



桃さんが、突撃して来た、女の人を、蹴りで気絶させる。



「このまま、全員拘束するよ!」




□□□











「さて、これで全員、拘束しましたわね」



Sさんを、含め全員拘束された。



「どうして、俺を捕まえようとしたんですか?」



俺は、Sさんに、そう聞く。



「ごめんね、それは言えないの」



「………そうですか」



「警官隊の皆さん、よろしくお願いしますなのです!」



Sさん達は、警官隊に、連れていかれた。



「これからも、雄一さんを、狙う奴らは、出てくるなのです」



文美さんが、俺の顔を見ながら、そう言う。



「………」



もっと、強くならなければ、俺はそう強く思った。

読んで頂きありがとうございます。

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