第164話俺と謎の敵
すいません大分遅くなりました。164話です。
「次の問題は、太刀川、解いてみろ」
「はいネ!」
今は、理解の授業をしている。
教えているのは、高橋先生だ。
俺も授業を受けたいな。
「正解だ」
俺が、そう考えていると、どうやら太刀川さんは、問題に正解したらしい。
キーンコーンカーンコーン
「授業は終了だ………雄一君、すまないが、職員室に来てくれ」
高橋先生が、そう言ってきた。
「了解です。ついて行きますね」
俺は、高橋先生と職員室に、向かった。
□□□
「失礼します。学園長、雄一さんを、連れて来ました」
そう言い、高橋先生は、職員室の扉を開け、入って行った。
俺もそれに続く。
「雄一君久しぶり」
職員室に、入ると三条校長がいた。
「三条校長、お久しぶりです」
「私もいるわよ~、雄一君」
声のした方を、振り向くと、白井学園長がいた。
「白井校長も、お久しぶり」
「お久しぶり~」
「どうして、お二人が、この学校にいるんですか?」
「三校同盟の為よ、生徒同士だけじゃあ、駄目だからね」
「なるほど」
確かに、生徒だけだと、駄目か。
「三条校長、白井校長、同盟の件、お願いしますなのです!」
文美さんは、そう言い、頭を下げる。
「良いわよ~、ねえ晴香ちゃん」
「ええ、勿論よ」
三人は、握手をする。
「という事で、これからは、私達も守るから」
「私達に、任せてね~」
「ありがとうございます」
俺は、そう言い、頭を下げる。
「それでは、解散なのです!」
文美さんが、そう言い解散となった。
□□□
「さあ、雄一さん! 家まで護衛しますわ!」
外に出ると、神宮寺さん、三条さん、白井さんがいた。
「私もいますよ!」
声のした方を、振り向くと、三上さんがいた。
「よろしくお願いします。皆さん」
「文美学園長の家に、向かいましょう!」
三条さんが、そう言い、文美さんの家に向かう。
「気がついていますか、皆さん」
しばらく歩くと、神宮寺さんが、そう言ってくる。
「もちろんですわ」
「俺も気づいてますよ、そこの木の後ろに、いる方出て来てください」
「………」
木の後ろから、女の人が、数人出てくる。
「神宮寺家の娘は、ともかく雄一君、君も気づくか」
「ええ、夏休みかなり、鍛えましたから」
「これは、予想外ですね、皆さんここは、退きますよ」
そう女の人が、言うと女の人達は、消えていった。
「瞬間移動系の技ですわね」
「相手も、相当な手慣れのようですね」
「このまま慎重に、家に向かいましょう」
俺は、護衛をされながら、ゆっくり帰った。
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