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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第2章雄一皆に恩返しをする
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第148話俺とクリスマス前編

すいません大分遅くなりました。148話です。

「今日は、クリスマスなのです!」



朝、文美さんが、そう言う。



「という事で、雄一さんには、サンタクロースの格好をして、子供達に、プレゼントを、配って、もらうなのです!」



「兄の、サンタ服………はあ、はあ、はあ」



優は、何故か、鼻息が、荒くなっている。



「「「はあ、はあ、はあ」」」



いや、優だけじゃないな、文美さんが、言った瞬間、残りの四人も、鼻息が、荒くなっているな。



「あの? 皆大丈夫か?」



「大丈夫だよ、雄一さん。はあ、はあ、はあ」



藤森さんが、そう言うが、全然大丈夫には、見えない。



「とりあえず、今日は、全員で、商店街に、行くなのです!」



という事で、俺達は、商店街へ向かった。




□□□











「商店街に、到着なのです!」



文美さんの家から、歩いて、十分程で、商店街に到着した。



「では、雄一さん。早速お着替えなのです!」



文美さんが、そう言い、サンタ服を渡してくる。



「あの? 何でミニスカート何ですか?」



「雄一さんに、絶対似合うなのです!」



「いや、似合わないと、思いますけど」



「「「絶対に、似合うから!」」」



全員に、そう言われる。



「はあ………着替え場所は、どこですか?」



「こちらなのです!」



俺は、文美さんの、後ろについて行く。



「あそこで、着替えてくださいなのです!」



しばらく歩くと、木の小屋が、見えてきた。



「了解です。一応言いますが、覗いたら、怒りますからね」



「大丈夫なのです! 絶対に覗かないなのです!」



「信じますよ、その言葉」



俺は、着替える為に、小屋の中に入って行った。




□□□











「これで良いかな?」



俺は、鏡のまえに立ち、最終確認をする。



「それにしても、寒いな………くしゅん!?」



俺は、かなり大きな、くしゃみをした。



「とりあえず、早く文美さんの所に行くか」



俺は、外に出る。



「文美さん。着替え終わりました」



「待っていたなのです! ゆう………」



文美さんが、俺を見た瞬間、固まる。



「あれ、どうしましたか、文美さん?」



「ブーーーー!?」



「うおっ!?」



文美さんが、大量の鼻血を、吹き出す。



「大丈夫ですか!? 文美さん!?」



俺は、文美さんに、駆け寄る。



「ああ、川………が見える………なのです」



「文美さん!? しっかりしてください!?」



俺は、文美さんを揺する。



「はっ!? ここは、天国なのですか!?」



「いや、何言ってるんですか、貴女は」



というか、あんた神様でしょ。



「皆、この寒い中、待ってるんですから、急ぎますよ」



俺は、文美さんの手を掴み、皆の所に、向かって行った。



読んで頂きありがとうございます。

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