第147話俺と消防署後編
すいません大分遅くなりました。147話です。
如月さんを、消防署の中に、運び、しばらく経つと、消防士の人達が来た。
「「「何故、こんな女臭い所に、男の子が、いるんだ!?」」」
俺を見た全員の、第一声が、それだった。
「あれ? 今日俺が、来ること、如月さんから、聞いて無いんですか?」
「「「聞いてないわ!」」」
如月さん、言ってなかったのか。
「では、自己紹介ですね、俺は、坂本雄一です。本日は、消防士の訓練に、参加する為に、来ました」
「「「しかも、礼儀正しいだと!?」」」
何か、いつも、びっくりされるなあ。
「う~ん」
如月さんが、起き上がる。
「「「ボス!? どういう事ですか!?」」」
「ん? どうした皆?」
「「「何でそんなに、呑気何ですか!?」」」
そう言って、消防士の人達は、俺を指差す。
「「「凄い可愛い、男の子が、来るなんて、聞いてませんよ!?」」」
「あれ? 言ってなかったっけ?」
「「「聞いてないですよ!?」」」
「ごめん、ごめん」
そう言って、如月さんは、立ち上がる。
「坂本雄一君だ、可愛くて、とても礼儀正しい、男の子だ」
「「「もう知ってますよ!?」」」
「ありゃ、そうなの?」
「そうですね、如月さんが、気絶している間に、自己紹介は、しました」
俺は、そう言う。
「それじゃあ、次の訓練をしよっか! また外に行くよー」
如月さんが、そう言い、再び外に向かった。
□□□
「それじゃあ、とりあえず、走ろうか」
如月さんが、そう言う。
「走るだけですか?」
藤森さんが、そう言う。
「タイヤを引きながらだね」
「なるほど、じゃあ、俺もタイヤを、引きますね」
「「「えっ!? 雄一君も、引くの!?」」」
消防士の人達に、驚かれる。
「了解、あそこの倉庫に、タイヤが、あるから、皆で出そうか」
皆で、タイヤを、外に出し、腰にロープを巻く。
「それじゃあ、周りを、とりあえず、二十周しようか」
「了解!」
俺達は、走り出した。
□□□
「雄一君、どうだった? ここの訓練は?」
全ての訓練が、終わり、如月さんに、そう言われる。
「楽しかったですよ」
「楽しかったかあ………それが、一番だね!」
如月さんは、そう言う。
「雄一さん! 終わったので、とっとと、帰るなのです!」
文美さんが、そう言い、右手を掴み、引っ張ってくる。
「うおっ!? それじゃあ、如月さん。お疲れ様です」
「雄一君! 君の入隊待ってるから!」
「それは、絶対無いなのです!」
文美さんは、そう言い、そのまま俺達は、家に帰って行った。
読んで頂きありがとうございます。