第145話俺と姉妹
すいません遅くなりました。145話です。
「文美さん。聞きたい事が、あります」
朝になり、居間にいた、文美さんに、俺は、話しかけた。
「どうしましたか、雄一さん?」
「お姉さんって、いますか?」
「………雄一さん、どうして、私に姉がいると、知っているなのです?」
「皿を片付けた後、部屋に戻ったら、如月さんって、方がいました」
「あのクソ姉がーーーーー!?」
文美さんが、大声を出す。
「ちょっ!? 文美さん。自分の姉を、そんなふうに、言うのは、良くないですよ」
「あのクソ姉は、私の許可なく、雄一さんの部屋に、入ったなのです!」
「いや、怒るとこ、そこですか!?」
怒るなら、普通勝手に、家の中に入った事の方だと、思うが。
「おはよう、雄一君」
誰かに、後ろから、抱きつかれた。
「あれ? 如月さん。おはようございます」
「あら、雄一君、驚かないのね」
「クソ姉、何雄一さんに、抱きついて、いやがるなのですか!」
「雄一君、嫌かな?」
「嫌では、無いですね」
「なら、続行ね」
如月さんは、嬉しそうに、そう言い、抱きつく、力を強くする。
「おは………誰ですか貴女?」
居間に入って来た、三上さんが、俺に抱きついている、如月さんを、見てそう言う。
「あら、名乗るなら「不審者ですね、警官隊の方に、電話しますね」ちょっと待ったーーーーー!?」
如月さんは、抱きつくのを、止めて、三上さんに、事情を、話始めた。
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「という事で、私は、そこにいる、文美の姉の、如月よ」
如月さんは、何とか、誤解を解いた。
ちなみに、他のメンバーも、来て、如月さんの話を聞いていた。
「学園長、お姉さんが、来るなんて、私達、聞いていないのですが………」
「………勝手に、来たなのです」
「把握ですわ」
「それで、如月さん、どうして、ここに来たんですか?」
藤森さんが、如月さんに、そう聞く。
「もちろん、雄一君を、見に来たの!」
「「「あ、やっぱり」」」
「文美さん。俺の事を、お姉さんに、言ったんですか?」
「………はいなのです」
やっぱり。
「それにしても」
如月さんは、俺を、じっくり見つめてくる。
「な、何ですか?」
「見れば、見るほど、可愛いわね~」
そう言って、如月さんは、再び俺に、抱きついてくる。
「「「離れなさい!」」」
全員で、如月さんを、引き剥がす。
「皆乱暴ね、良いわ、今日は帰るね」
「二度と来るな、なのです!」
如月さんは、自分の家に、帰って行った。
「え~と、とりあえず、朝御飯作りますね」
俺は、そう言って、朝御飯を、作りに行った。