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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第2章雄一皆に恩返しをする
152/423

第144話俺と文美さんの姉

144話です。

「「ふう~、大満足」」



藤森さんと、三上さんは、同時に、そう言う。



「さてと、そろそろ寝ますか」



俺は、食べ終えた皿を、片付け始める。



「兄よ、私も手伝うぞ」



「優さんは、部屋に戻ってください。合宿中ですわよ」



神宮寺さんが、そう言い、優の首根っこを、掴む。



「は~な~せ~」



神宮寺さんは、優を、引きずって連れていった。



「じゃあ、私が手伝うなのです!」



「は~い、学園長も、戻りましょうネ~」



「離せなのです!」



太刀川さんが、文美さんを、引きずって、連れていった。



「では、私と、千代で、手伝いますね」



俺と、三上さんと、藤森さんの三人で、食器を手に持ち、台所へ向かった。




□□□











「雄一さん! お休みなさい」



「お休みです。雄一さん」



「お休みなさい、藤森さん、三上さん」



二人は、部屋に戻って行く。



「さてと、寝るか」



俺は、部屋の扉を開ける。



「こんばんわ」



部屋に、入ると、知らない、女性が、俺のベッドに、座っていた。



「………貴方は、誰ですか?」



「あら、名乗るなら、貴方からじゃ、無いかしら? それが礼儀でしょ」



「いや、勝手に、人の部屋に入っている、貴女に、言われましても」



「それも、そうね」



女性は、そう言い、立ち上がる。



如月きさらぎ文美の姉よ」



「はい?」



文美さんの姉?



「あら? その顔、もしかして、文美から、聞いてない?」



「そうですね、聞いてないですね………坂本雄一です。よろしくお願いします」



「ええ、よろしく」



俺は、如月さんは、握手をする。



「それで、如月さん。俺に何のようですか?」



俺は、如月さんに、そう聞く。



「ここの世界での、生活はどう? 大変じゃ無い?」



如月さんは、そう聞いてくる。



「確かに、大変ですが、それ以上に、楽しいですよ」



「そう、それは、良かったわ、正直貴方の事が、心配だったのよ」



「俺の事が、心配ですか?」



「いきなり、違う世界に、連れてこられたからね」



「それは、違いますよ、俺が、決めて、ここに来たんですから」



「………優しい人ね」



そう言って、俺の頭を撫でてくる。



「それじゃあ、私は、これで、帰るね」



「そうですか、さよなら」



如月さんは、消えた。



「それにしても、文美さんの、お姉さんか」



俺は、ベッドに、入り眠った。



読んで頂きありがとうございます。

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