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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第2章雄一皆に恩返しをする
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第143話俺と争奪戦開始

すいません大分遅くなりました。143話です。

「「「………」」」



「あの? 皆?」



肉じゃがを、食べるはずが、皆殺気立っていた。



(優柔不断な、俺のせいだな)



「皆、聞いてくれ」



俺が、そう言うと、皆俺の方を、見る。



「正直、今すぐ、決めることは、俺には、出来ない、だから………後ニ年待ってほしいです」



「二年ですか?」



「そしたら、俺も十八になります。だから、お願いします」



俺は、そう言い、頭を下げる。



「………わかりましたわ、雄一さん。二年待ちます。皆さんも、それで、良いですね」



皆は、頷いてくれた。



「それじゃあ、今のうちから、アピールなのです!」



文美さんは、そう言い、俺に抱きついてくる。



「「「なあっ!?」」」



「文美さん。抱きついて来たら、駄目じゃないですか」



「雄一さん。これは、貴方と、将来一緒にいられるかどうかの、争奪戦なのです! なので、私も、積極的に、いくなのです!」



「なるほど、一理ありですわね、それじゃあ、私も、失礼して」



神宮寺さんが、俺に抱きついてくる。



「ちょっ!? 会長も、何してるんですか!?」



「私も、抱きつくネ!」



太刀川さんも、俺に抱きついてくる。



「ちょっ!? メアリーさん!?」



「紗綾に、千代よ」



「優、何よ?」



「積極的に、ならないと、この戦、負けるぞ」



優が、そう言って、後ろに、回り込み、俺に抱きついてくる。



「「ああ、ずるい!?」」



二人は、抱きついている、四人を、引き剥がそうとするが、びくともしない。



「………満足するまで、待つか」




□□□











「「「大満足」」」



そう言い、四人は、俺から、離れる。



「「はあ、はあ」」



藤森さんと、三上さんは、息が上がっていた。



「えっと、二人とも、お疲れ様」



俺は、そう言い、二人の頭を撫でる。



「「ふにゃあ~」」



二人の顔が、蕩けきる。



「「「ああ! ずるい!」」」



「いやいや、四人とも、少し前まで、俺に抱きついてたじゃん、少しは、我慢しなさい」



「「「………はい」」」



俺が、二人の頭を撫でながら、そう言うと、四人は、しぶしぶ、そう言う。



「「雄一さ~ん。もっと、ちょ~らい~」」



言語力が、低下してるなあ。



「はいはい」



俺は、二人が、満足するまで、頭を撫で続けた。

読んで頂きありがとうございます。

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