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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第2章雄一皆に恩返しをする
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第142話俺と肉じゃが

すいません大分遅くなりました。142話です。

「さてと、肉じゃがを、作りますか」



俺は、優と文美さんと、一緒に、台所に、来ている。



「「わくわく、わくわく」」



優と文美さんが、目を、キラキラさせながら、俺を見つめてくる。



「見つけましたわよ! 優さん、学園長!」



神宮寺さんが、台所へ突入して来た。



「「あ、邪魔者が来た(なのです)」」



「誰が、邪魔者ですか! さっさと………って雄一さん!? どうして、優さんと学園長と、一緒に、いるんですか!?」



神宮寺さんが、俺に気づいて、そうツッコミを、いれてくる。



「どうしてって、台所に、向かう途中に、優と文美さんに、捕まったからですよ」



俺は、そう嘘をつく。



「はあ………全く、しょうがないですわね、雄一さん。肉じゃがは、どうですか?」



神宮寺さんは、そう聞いてくる。



「後、数分で、出来ますね」



「了解ですわ! 千代さんと、メアリーさんと、紗綾さんを、探して来ますわ」



神宮寺さんは、そう言い、台所を出ていった。



「「くんかくんか」」



「ひゃあ!」



優と文美さんが、匂いを、嗅いでくる。



「優、文美さん。いきなり匂いを、嗅がないでください」



「だってねえ」



「雄一さんの、匂いが、嗅げるチャンス」



「「逃すわけがない(なのです)!」」



「そうですか………」



俺は、二人に匂いを嗅がれながら、最後の仕上げに、取りかかった。




□□□











「「「いただきます」」」



全員そろった所で、肉じゃがを、皆で、食べ始める。



「「「美味しい………」」」



「そう言って、いただき、ありがとうございます」



「学園長と、優は、毎日雄一さんの料理を、食べてるんだよね?」



「そうだが、何か問題あるか? と言うか、皆も兄の料理は、食べた事はあるだろう」



「毎日は、羨ましいネ………」



「そうですわね、毎日食べたい味ですわ」



「それじゃあ、冬休みの間は、俺の料理を、堪能してください」



俺は、そう言う。



「雄一さんは、本当に、優しいですネ!」



「そうだよね~、流石男神と、言われる、人ですね!」



太刀川さん、三上さんの順番で、そう言う。



「雄一さん。真面目な話が、ありますわ」



神宮寺さんが、真面目な顔で、そう言う。



「将来、神宮寺家で、働きませんか?」



「「「はい?」」」



「俺が、神宮寺家で、ですか?」



「はい! 貴方なら、能力的には、問題ないですわ! 是非とも、神宮寺家で、働いてくれませんか?」



「すいません。今すぐ、答えられないですね」



「そうですか………」



「じゃあ、雄一さん! 喫茶店藤森で、働きませんか?」



藤森さんが、続けて、そう言ってくる。



「雄一さん。安らぎのホテル三上は、どうでしょうか!」



更に三上さんが、そう言ってくる。



「わ、私は………何も無いネ………」



太刀川さんは、落ち込んでいた。



「「勝手に決めるなーーーーー!」」



優と文美さんは、そう叫んだ。



「まあ、ゆっくり、自分の将来は、自分で、決めますよ」



俺は、そう言い、言い争っている、皆を、見ながら、肉じゃがを、食べ始めた。



読んで頂きありがとうございます。

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