第140話俺とブラコン改善合宿
すいません大分遅くなりました。140話です。
「「「雄一さん。今日から、冬休み終了まで、よろしくお願いします(ネ)!」」」
優の、ブラコン改善計画が、決まった翌日、神宮寺さん、藤森さん、太刀川さんの、三人が来た。
「いらっしゃい、優から、聞いてるますけど、これで全員ですか?」
「後から、紗綾さんも、来ますわ!」
神宮寺さんが、そう言う。
「「………」」
優(分身、変化)と文美さんが、不機嫌そうな顔で、俺の両隣に立つ。
「おはようございます。優さん、学園長、そんな不機嫌な顔をしても、結構いたしますわ」
「「鬼があ………」」
そう言い、優と、文美さんは、神宮寺さんを、睨む。
「鬼と言われても、決定事項ですわ! 居間へ向かいますわよ!」
神宮寺さんは、そう言って、居間へ向かった。
「雄一さん! 行きましょう!」
「ドキドキの始まりですネ!」
そう二人は、言い、藤森さんは、右手を、太刀川さんは、左手を、掴んだ。
「「ああ!」」
文美さんと、優は、二人を、引き剥がそうとする。
「駄目ですよ、優、学園長!」
「そうですネ! 我慢、我慢ですヨ!」
「「ぐうっ!」」
ちなみに、文美さんも、問題あり、という事が、あの後の議題で、出ており、雄一離れという、名目で、俺との接触を、制限されている。
「私の家なのに………」
文美さんは、めちゃくちゃ落ち込んでいた。
□□□
「では、早速始めましょうか!」
神宮寺さんが、ヤル気満々で、そう言う。
「「ブーブー」」
「そこ! うるさいですわよ! ………まずは」
神宮寺さんが、抱きついてくる。
「「こらーーーーー!?」」
それを見た、優と文美さんが、引き剥がしに、かかるが。
「「はい、ストップ(ネ)」」
藤森さんが、優を、太刀川さんが、文美さんの首根っこを、掴む。
「「ぐえっ」」
「落ち着くネ! お二人とも!」
「そうだよ、二人とも! 私と、メアリーだって、我慢してるんだから!」
「「フシャーーーー!?」」
優と、文美さんが、暴れだす。
「これは、前途多難ですわね………」
「………そうですね」
ピンポーン
「あ、三上さんが、来たようですね、行って来ますね」
神宮寺さんに、一度、離れてもらい、俺は、玄関へ向かった。
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「「ぐるるるる」」
「えっと、優さんと、学園長ですよね?」
いつもと、余りにも、雰囲気が、違った為か、三上さんが、そう聞いてくる。
「そ、そうだね」
「雄一さん、お帰りなさい! 紗綾、いらっしゃい」
俺と、三上さんに、気づいた、藤森さんが、そう言う。
「また邪魔者が、増えたなのです」
「ガルルル」
「神宮寺さん。今日は、この位にしませんか?」
俺は、そう言う。
「そうですわね、これ以上すると、人格が、崩壊しそうですわ」
続きは、明日となった。
優と、文美さんは、俺に、何度も、接触を、はかろうとしたが、四人に、邪魔をされ、その度に、落ち込んでいた。
「流石に、可愛そうだなあ」
俺は、こっそり夜中、部屋を抜け出した。
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