第139話俺と今までのツケ
すいますん大分遅くなりました。139話です。
「明日から、冬休みですわ」
生徒会室にて、会長が、そう言う。
本日は、優の姿で、久しぶりに、生徒会に、出ている。
「失礼しますなのです!」
文美さんが、生徒会に、入って来た。
「あれ? 学園長、どうしてここに?」
千代が、そう聞く。
「神宮寺さんに、呼ばれたなのです!」
文美さんが、そう言う。
「さてと、全員そろった所で、今日の議題ですわ」
神宮寺さんは、そう言い、何故か、俺の方に、顔を向ける。
「あの? 会長、どうしましたか?」
「今日の議題は、優さん! 貴女の事に、ついてですわ!」
「はい?」
何で、俺についての、議題何だ?
「会長、意味が分からないんですが………」
「では、言いましょう! 優さん………貴女、超がつくほどの、ブラコンですわね」
「………はい?」
ちょっと待て、それは、文美さんが、変化している時だけだぞ。
(ああ、そっか、会長や皆は、変化の事を知らない)
ついでに、この学校の教員、学園長が、神様、もしくは、神様見習いと、いうことも、知らない。
「なので、冬休みを、使って、貴女のブラコンを、徹底的に、改善しますわよ!」
「あの、会長、私そんなに、ブラコンじゃあ、無いですよ」
「………」
会長は、無言で、鞄から、携帯を、取り出す。
ポチ
「兄の情報を、寄越せだと? 寝言は、寝て言え」
「兄と、付き合う方法を、教えてほしいだと? あったら、私がしている」
「とにかく、兄は、私と結婚をするんだ、異論は、認めん」
ポチ
「どこから、聞いても、ブラコンですわね」
「………」
こりゃ、言い訳も、言えないな。
俺は、文美さんを見る。
「………」
目線をそらされた。
「という事で、学園長、優さんのブラコンを、治すため、家を使わせて、もらいますわよ」
「「はい?」」
俺と文美さんの、声が、重なる。
「何でそうなるなのですかーーーー!?」
「当たり前ですわ! 貴女が、ほっといたから、優さんが、ブラコンに、なったんですわ!」
「違うなのです! 優さんは、最初から、ああなのです!」
「それは、違います」
文美さんが、そう言ったので、俺は、そうツッコミを入れる。
「とにかく、学園長の家で、優さんのブラコン改善を、やらせていただきますわ!」
「却下なのです!」
「良いと思いますよ、私は」
俺は、そう言う。
「ゆ、優さん………何でなのです?」
文美さんは、そう言う。
「この機会に、改善する事は、良いと思いますし」
「優さんは、やる気のようですわね」
「………はあ」
文美さんは、ため息をし、しぶしぶ了承した。
こうして、優ブラコン改善計画が、明日から、始まる事になった。
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