表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第2章雄一皆に恩返しをする
142/423

第134話俺と警官隊

134話です。

「文美さん。お頼みが、あります」



俺は、朝起きてきた文美さんに、そう言う。



本日は、学校は、お休みである。



「何ですか、雄一さん?」



「警官隊の人達に、お礼がしたいです」



「警官隊の、皆さんにですか?」



「はい、普段お世話に、なっているので、会えるよう、場所を、用意してくださると、助かります」



俺は、そう言う。



「了解なのです! では、二時間ほど、お待ち下さいなのです!」



「分かりました。朝御飯、何がいいですか?」



「スクランブルエッグで、お願いしますなのです!」



「了解です」



俺は、朝御飯を、作り始めた。




□□□











「警官隊の、皆さん! いつも、陰ながらの護衛、ありがとうございます!」



俺は、集まってくれた、警官隊の人達に、マイクを使って、そう言う。



文美さんが、用意した場所は、東浦学校の体育館だった。



ちなみに、警官隊の人達は、護衛をしている、関係上、俺が優として、学校に、通っている事は、知っている。



「これは、お礼のクッキーです! 今から、手渡しで、渡しますので、そちらに、行きますね」



警官隊の人達が、ざわつく。



「いつも、護衛、ありがとうございます」



俺は、頭を下げながら、袋に入ったクッキーを、渡していく。



「そう言えば。皆さんと、余り話した事が、無いので、この機会に、いろいろと、お話しませんか?」



「「「良いんですか!」」」



「ええ、もちろんです」



俺と、警官隊の人達は、特技、趣味、好きな食べ物の話等で、盛り上がった。



「では、これからも、護衛の方は、よろしくお願いします!」



「「「任せてください! 雄一さん!」」」



こんな感じに、警官隊の人達との、交流は、終わった。




□□□











「文美さん。今日は、ありがとうございます」



俺は、文美さんに、お礼を言う。



「いえいえ、大丈夫なのです! それより雄一さん。大変な事に、なったなのです!」



文美さんが、そう言う。



「何かあったんですか?」



「どうやら、雄一さんが、恩返しを、している事が、いろいろな所に、漏れているようなのです!」



「………漏れて、どうなってますか?」



余り聞きたくないが、俺は、そう聞く。



「東浦学校の生徒だけ、ずるい! 私にも、してほしい! って、電話が、殺到しているなのです!」



「………」



マジか。



「もしかして、やらないと駄目なやつですか?」



「申し訳ないなのです。雄一さん………このままだと、被害が出る、可能性が、あるなのです」



「………分かりました」



という事で、俺は、恩返しには、全く関係ない人達も、助ける事に、なってしまった。

読んで頂きありがとうございます。後々、第2章の登場人物一覧(サブヒロイン、サブキャラ)にて、警官隊が、雄一と優が、同一人物と、知った経緯を、書く予定です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ