第130話俺と雪の降る日
遅くなりましたすいません。130話です。
「こたつで、ぬくぬくなのです!」
「はい、文美さん、みかんです」
外では、雪が降っており、冬本番という、感じである。
俺と文美は、こたつで、みかんを、食べながら、テレビを、見ている。
ピンポーン
「「ん?」」
インターフォンが、突然、鳴る。
「雄一さん。何だか嫌な予感が、するなのです」
「俺もですよ」
二人で、同時に、立ち上がり、玄関へと向かう。
「は~い、どなたですか~?」
俺は、そう言い、玄関を、開ける。
「雄一さん! 学園長! こんにちわ!」
玄関を開けると、藤森さんが、立っており、元気に、挨拶をしてきた。
「藤森さん。こんにちわ、今日は、どうしたの?」
「雪合戦しましょう!」
「「………はい?」」
雪合戦? こんな雪の降る日にか?
「どうして、雪の降る日に、雪合戦をするなのです?」
文美さんが、そう言う。
「風情だからです!」
「いや、雪が止んでからの方が、良いと思う」
俺は、そう言う。
「じゃあ、止むまで、家の中で、待っても、良いですか?」
俺は、文美さんを見る。
「仕方がないなのです! 入っても、大丈夫なのです!」
「ありがとうございます! では、お邪魔します~」
藤森さんは、そう言い、家の中に、入って行く。
「文美さん。予報では、この後の、天気って、どうなって、いましたっけ?」
「………猛吹雪なのです」
「………」
これは、藤森さんは、お泊まりになるかな?
□□□
「吹雪に、なりましたね」
俺は、窓から、外の様子を、見ながら、そう言う。
「やった! 雄一さんと、一緒にいられる!」
藤森さんは、嬉しそうに、そう言う。
「藤森さん………狙って、来たなのです?」
文美さんは、ジト目をしながら、そう言う。
「狙って、出来ませんよ~、だって私、頭そんなに、良く無いですよ~」
藤森さんは、ニコニコしながら、そう言う。
「まあ、とりあえず、夕御飯作りますね」
俺は、そう言い、台所へ向かう。
「雄一さんのごっはん!」
藤森さんは、限界化していた。
「藤森さん。ちゃんと、家に、電話をするなのです!」
「は~い!」
藤森さんは、家に電話をかける。
「お母さんに、めっちゃ、羨ましって言われた!」
「でしょうねなのです」
文美さんは、藤森さんを、ジト目で、見ていた。
□□□
「ごちそうさまです!」
「お粗末さまです」
俺は、そう言って、皿を手に持ち、運んで行く。
「所で、雄一さん」
皿を洗っていると、藤森さんが、話しかけてくる。
「何ですか? 藤森さん」
「私は、どこで寝れば、良いですか?」
「私の部屋に、決まっているなのです!」
「え~」
藤森さんは、不満そうに、そう言う。
「不満が、あるなら、外で寝やがれなのです!」
「学校のトップが、言うセリフじゃない!」
「二人とも、喧嘩するなら、朝飯抜きにしますよ」
「「ごめんなさい」」
二人は、土下座してきた。
「土下座までは、しなくて大丈夫ですよ。では、俺は、部屋に戻りますね、お休み」
俺は、そう言って、部屋に、戻って行った。
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