第126話俺と太刀川さんの誕生日
すいません遅くなりました。126話です。
「太刀川さん。誕生日おめでとうございます! これ、プレゼントです!」
「ありがとネ! 雄一さん」
本日は、太刀川さんの、誕生日で、俺は、彼女の家に、来ていた。
「雄一さん! こんにちわ!」
ジュン君が、俺を見つけて、挨拶を、してくる。
「ジュン君。こんにちわ」
「今日は、お姉ちゃんの為に、来て頂き、ありがとうございます!」
「いえいえ、こちらこそ、お招き、ありがとうございます」
俺は、そう言い、頭を下げる。
「雄一さん! 私の部屋に、来て下さいネ!」
太刀川さんは、そう言う。
「では、行きますか………ジュン君また後でね」
「はい! ごゆっくりどうぞ!」
ジュン君に、そう言われ、俺と太刀川さんは、部屋へ向かった。
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「所で、太刀川さん?」
「何ですカ? 雄一さん」
「今日は、部屋で、何するの?」
「このゲームをしますネ!」
そう言って、太刀川さんは、ゲームの入ったケースを、見せてくる。
「麻雀ですか?」
「雄一さんが、好きって、聞きましたネ!」
確かに、好きだな。
「では、早速起動させますネ!」
太刀川さんは、ゲームを起動させる。
「あれ? これって、一人用ですか?」
「そうですネ! だから、雄一さんに、教えてもらいながら、プレイですネ!」
「なるほど」
上手く、教えないと、駄目だな。
「それでは、スタートですネ!」
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「白ポンで」
「了解ですネ!」
「イーピンを、切ってください」
太刀川さんは、俺の指示通り、白をポンし、イーピン捨てた。
「これで、混一色、白、ドラ1の満貫テンパイです」
「なるほどですネ!」
そこから四巡目、太刀川さんは、四枚目の白を、ツモる。
「カンですネ!」
太刀川さんは、カンをした。
「ツモ!」
「マジで!?」
嶺上開花で、ツモったよ、この人………
「え~と、嶺上開花、白、混一色、ドラ5………白をカンして、ドラが、四つ増えましたネ!」
満貫どころか、倍満に、なっちゃったよ………
「これで、逆転トップですネ!」
「そ、そうですね」
貴女は、どこぞの、魔王様ですか?
「次の対戦に、いきますネ!」
「了解です」
このまま、帰る時間に、なるまで、ゲームをした。
太刀川さんは、非常に運が良く、嶺上開花で、ツモりまくった。
「では、太刀川さん。また会いましょう」
「さよならですヨ! 雄一さん!」
「また来て下さい」
俺は、太刀川さんと、ジュン君に、見送られ、家まで、帰って行った。
読んで頂きありがとうございます。