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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第2章雄一皆に恩返しをする
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第122話俺と三年三組

すいませんだいぶ遅くなりました。122話です。

「「「さあ、雄一さん(君)! レッツスポーツです!」」」



「………」



今俺は、三組の人と、一緒に、学校近くの、スポーツ施設にいる。



「まずは、雄一さんの、好きな野球を、しましょう!」



「「「了解!」」」



「室内で、ですか!?」



「そんなわけ、無いよ~、チャンと、球場の場所は、予約してあるから、レッツゴー!」



俺は、背中を軽く、押されながら、球場へ向かった。




□□□











「一回の表、チーム雄一の攻撃は、一番センター坂本雄一」



ウグイス嬢が、俺の名前を呼び、左打席に立つ。



「雄一さん、手加減は、しませんよ」



「もちろんですよ、全力で、勝負です!」



「プレイボール!」



審判が、試合開始の宣言をし、投球動作を、開始する。



「行きます!」



そう言い、初球を、投げてくる。



「ボール!」



初球は、インコース高めのストレートで、判定は、ボール。



「おい! 雄一キュンに、当てる気か!」



観客席に、いる一人が、そう言う。



今気付いたが、見物客もいるのか



「気にしないで、どんどん、投げてきてください!」



「「「男神!」」」



観客席から、そう聞こえるが、無視だ。



「やあ!」



二球目を、投げてくる。



「おっと」



「ボール!」



二球目は、一球目より、体に、近いインコースのストレートで、腰を引き避けた。



「やあ!」



三球目を投げてくる。



「ふん!」



「ストライク!」



三球目は、アウトコースへのストレート。



俺は、フルスイングをしたが、空振り。



「やあ!」



四球目を投げてくる。



「せい!」



カキーン!



「ファール!」



四球目は、アウトコースへのストレート。



バットに当てたが、ファールになった。



「雄一さん。これで、決めさせていただきます」



そう言って、五球目を投げた。



「えっ?」



俺は、思わず見送り。



「ストライク! バッターアウト!」



見逃し三振をした。



「カーブですか」



「よっしゃーーーー!」



「先輩、野球経験者ですか?」



俺は、そう聞く。



「違うよ! この日の為に、練習したんだ!」



「そうですか」



俺は、ベンチに、戻って行く。



「雄一君。私が、打ってくる」



そう言って、チームの人が、右打席に立つ。



「やあ!」



「ふん!」



カキーン!



ボールは、一塁線に飛び、フェアになる。



そのまま、外野まで、転がり、長打コースになる。



「やった!」



二塁打になり、塁上で、ガッツポーズをする。



次のバッターは、送りバントをし、ツーアウト、ランナー三塁。



「やあ!」



「せい!」



次のバッターは、四球目を打って、打球は、レフトに飛んでいき、フェアになる。



三塁ランナーが、生還し、一点先制した。



「雄一君。イエーイ!」



俺と、生還した人は、ハイタッチをした。




□□□











「「「ありがとうございました!」」」



試合は、あの後、乱打戦になり、両チーム十二点を、取って、引き分けになった。



「もうこんな、時間か、次の所に、行きますね、楽しい試合、ありがとうございます!」



「「「じゃあね、雄一さん(君)!」」」



俺は、五組が待つ、教室に、向かった。

読んで頂きありがとうございます。

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