第121話俺と三年一組
すいません遅くなりました。121話です。
「あの? 一組の皆さん」
「「「何? 雄一さん(君)」」」
「ここは、何処ですか?」
「何でもパラダイスだよ!」
今、俺は、一組の人と、一緒に、何でもパラダイスに、来ていた。
前に、一度藤森さんと、太刀川さんと、来ているが、初めて、来たふりをする。
「ここ、バイキングだから、好きなコースを、選んでね」
一組の、生徒の一人が、そう言う。
「それじゃあ、俺は、鶏肉と、野菜と、アイスのバイキングで」
「「「私達も、同じので!」」」
「かしこまりました………良いなあ~男の子とのご飯」
最後言った事は、聞かなかった事にした。
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「ふむ、カレー味のアイス」
前来た時は、バニラアイスで、塔を作ってしまったから、食べれなかったんだよなあ。
「あれ? 雄一さん。カレー味のアイスを、食べるの?」
俺が、一人で、カレー味のアイスの前にいると、一組の生徒の一人が、話しかけてきたきた。
「ええ、食べてみようかと、もしかして、評判悪いですか?」
「そうじゃ無いんだけど、勇気あるね、多分だけど、カレー味は、出来てから、誰も食べてないと、思う」
「もし、そうだとしたら、嬉しいですね」
俺は、入れ物を、セットし、レバーを下げる。
「色は、茶色かあ」
俺は、アイスを入れ、席に向かう。
「ん?」
足音が、したので、後ろを、振り向く。
「これで良し!」
カレー味のアイスを出す機械の前で、店員さんが、紙を張っていた。
「何て書いてあるんだろう?」
俺は、気になり、定員さんが、張り終えた後、書いてある内容を、読みに行った。
「え~と」
これは、男の子が、食べたとても、貴重なアイスです! 無くなりしだい、在庫は、無いので、お早めに!
「宣伝かよ!?」
俺は、思わず、ツッコミをした。
「………席に戻るか」
俺は、席に戻って行った。
□□□
「雄一さん! ………あれ? どうしたの? 疲れてる顔を、してるけど」
一人が、そう言うと、皆俺の顔を、見てくる。
「体調が、悪いなら、帰る?」
「いえ、大丈夫です」
そう言い、俺は席に座る。
周りを見ると、どうやら、俺が、一番選ぶのに、時間が、かかっていたようだ
「では、一組のお見合い実習、スタートだよ!」
「「「雄一君、好きな人いる?」」」
「また、この質問ですか?」
「またって、言われても、私達誰も、回答を知らないよ」
全員頷く。
その中に、何故か定員さんもいた。
「まだ、好きな人は、いませんよ」
「「「まだ、チャンスは、ある!」」」
「何、言ってんだ、あんたら」
「次はねえ、会長と、ダンスしたって、聞いたけど、この中だと、誰としたい?」
「流石に、知り合って、直ぐの人とは、ダンスできないですね」
俺がそう言うと、全員、ガックリと肩を落とした。
「あの、質問は、また後にして、食べませんか?」
俺は、そう言う。
「「「そうだね!」」」
皆料理を、食べ始めた。
「さてと、鶏肉とか、野菜とか、色々取ってきたが………」
俺は、スプーンを持ち、カレー味のアイスを食べ始める。
「うむ、美味」
食べ終わった後、色々一組の人達と、話した。
時間が、過ぎるのは、あっという間で、そろそろ三組が、いる場所に、行く時間となった。
「では、皆さん、さようなら」
「「「じゃあね、雄一さん(君)!」」」
皆手を振って、俺を、見送ってくれた。
「さてと、次に行きますか」
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