表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第2章雄一皆に恩返しをする
128/423

第120話俺と三年四組

すいません遅くなりました。120話です。

「雄一さん。明日のお見合い実習の、準備は、大丈夫なのです?」



「大丈夫ですよ、文美さん」



いよいよ、明日は、俺にとっては、二回目のお見合い実習が、行われる。



「にゃあ~」



ルフィンが、心配そうに、鳴いてくる。



「大丈夫だぞ、ルフィン、一回しているからな」



俺は、そう言い、ルフィンの頭を、撫でる。



「にゃあ~」



「さてと、明日の事を、考えて、寝ますね」



俺は、撫でるのをやめる。



「にゃあ!」



ルフィンは、もっと撫でてほしかったのか、不満そうに、鳴く。



「はいなのです! お休みなのです! 雄一さん」



「にゃー」



「文美さん、ルフィン、お休み」



俺は、部屋に向かい、寝た。




□□□











「あの? 月下さん」



「何だい? 雄一さん」



「どうして、カラオケボックスで、お見合い実習を、するんですか?」



翌日、何故か、俺と三年四組の皆は、カラオケボックスに、いた。



それにしても、全員、一部屋に、入れるくらい大きい所だ。



「それはね、私達が、雄一さんの歌を、聞きたいからだよ!」



月下さん、以外の、三年四組の生徒が、頷く。



「でも、俺は、今時の歌は、知らないですよ」



「そこは、大丈夫だよ、私達が、雄一さんに、歌ってほしい歌を、リストアップしたから!」



そう言われ、リストを渡される。



「………結構、多くないですか?」



「そうかな?」



二桁は、あるぞ………



「とりあえず、一曲目スタート」



曲が流れ始める。



「「「さあ、雄一さん(君)歌って!」」」



「はあ………」



俺は、マイクを、手に取り、歌い始めた。




□□□











「ふう」



俺は、歌い終わり、周りを見る。



「「「グッジョブ、雄一さん(君)」」」



全員鼻血を、出しながら、そう言ってきた。



「ちょっ!? 一曲目から、これですか!?」



「「「大丈夫だ、問題無い」」」



「問題ありまくりですよね!?」



「次の歌いってみよう!」



「いや、俺、このまま、歌い続けて、本当に、大丈夫ですか!? 死人がでませんよね!?」



「「「雄一さん(君)の歌で、死ねるなら、本望だ!」」」



「生きろ!?」



何とか、止めないと………そうだ!



「俺、皆さんの、歌声が、聞きたいな~」



甘え声で、そう言ってみる。



「「「ブハッ!?」」」



全員、鼻血を吹き出した。



「ちょっ!?」



「分かった。私から歌う」



月下さんが、立ち上がり、そう言う。



この後、皆楽しく、歌って、何とか、三年四組のお見合い実習は、終わった。



「さてと、次は、一組の人達か」



正直、クイズ大会の時、見ただけで、余り、一組の人って、知らないんだよなあ。



「まあ、とにかく行くか」



俺は、一組の教室に、向かった。

読んで頂きありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ