第118話俺とクイズ大会後編
すいません遅くなりました。118話です。
「さて、後半戦スタートなのです! 第三問!」
てーれん!
「雄一さんは、神宮寺沙耶香さんと、ゲームセンターに行った時、クレーンゲームし、動物のぬいぐるみを、ゲットしましたが、それは、何の動物でしょう?」
「「「分かった!」」」
全員の手が挙がる。
「では、三組の真ん中に、いる人なのです!」
藤森さんが、走って向かう。
「答えをどうぞ!」
「ウサギ!」
「雄一さん正解ですか?」
「正解です」
「「「よっしゃーーーー!?」」」
ホワイトボードに、三組一ポイントと書かれる。
「ちなみに、神宮寺さんは、熊のぬいぐるみを、取って、雄一さんに、プレゼントし、雄一さんからは、答えの、ウサギのぬいぐるみを、貰って、いるなのです! ………羨ましい」
「「「学園長、会長に、罰を」」」
「何で、ですか!?」
「皆、落ち着いてください、次の問題を、出しましょう」
「はいなのです! という事で、第四問!」
てーれん!
「雄一さんが、最近飼い始めた猫の名前は、何でしょう?」
「「「分かった!」」」
………凄いな、四問連続、全員手を挙げてな。
「では、一組の一番前の人なのです!」
藤森さんが、走って向かう。
「答えをどうぞ!」
「ルフィン!」
「雄一さん正解ですか?」
「正解です」
「「「よっしゃーーーー!」」」
ホワイトボードに、一組一ポイントと書かれる。
「第五問なのです!」
てーれん!
「雄一さんが、最近熱心に、勉強している、スポーツは、何でしょう?」
「「「分かった!」」」
………中継に、出たから、皆知ってるなあ。
「では、五組の一番後ろの人なのです!」
藤森さんが、走って向かう。
「答えをどうぞ!」
「野球!」
「雄一さん正解ですか?」
「正解です」
「よっしゃーーーー!?」
これで、一組~五組が、一ポイント獲得した事になる。
「第六問………と言いたい所ですが、このまま、カットなのです!」
「「「どういう事ですか!?」」」
□□□
「では、ラスト二十一問目なのです! これに正解すると、最初に、お見合い実習を、行う、権利が貰えるなのです!」
「「「うおーーーー!」」」
しかし、見事に、四ポイントで、並んでいるな。
「二十一問目!」
てーれん!
「雄一さんが、今日、履いている下着の色は、何でしょう?」
文美さんが、そう言うと、俺と文美さん以外が、全員、鼻血を吹き出した。
「ちょっ!? 何て事、聞くんですか!?」
「問題無いなのです!」
「いや、問題ありまくりですよね!?」
「雄一さん」
いつの間にか、目の前に、鼻血を出しながら、立っている、月下さんがいた。
「答えは、黒」
「正解なのです!」
「いや、何で知ってんだあんたら!?」
こうして、お見合い実習の順番は、月下さんが、正解した事により、四組が、一番となった。
四組の後は、くじ引きの結果、一組、三組、五組、二組の順番になった。
「所で、文美さん」
「何ですか?」
「もう一度、聞きますが、何故俺の履いている下着の色を、知ってたんですか?」
「………逃げるなのです!」
「ちょっ!? 逃げるな!?」
俺は、文美さんを、追いかけた。
何とか、捕まえ、白状させた。
どうやら、俺の着替えを、覗いていたらしい。
「文美さん。夕食抜きで」
「そんな~」
自業自得である。
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