第116話俺と神宮寺さんの誕生日
すいません遅くなりました。116話です。
「神宮寺さん。お誕生日おめでとうございます! これプレゼントです」
「ありがとうございます! 雄一さん!」
今日は、神宮寺さんの誕生日である。
例により、俺は、神宮寺さんの家に、来ていた。
「雄一君。いらっしゃい、今日は、娘の為に、ありがとう」
いつの間にか、来ていた桃さんが、そう言う。
「神宮寺さんには、お世話になっておりますので、当然ですよ」
「雄一さん。私の部屋に、行きましょう、皆、待っていますわ!」
「了解です!」
俺は、神宮寺さんに、ついていった。
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「やあ、雄一さん。こんにちわ」
神宮寺さんの、部屋に、入ると、月下さんが、いた。
「月下さん。こんにちわ」
「んじゃ、ご飯でも、食べながら、色々と話そうか」
後ろから、桃さんが、そう言う。
「そうですわね、では、席に座りましょう」
俺、神宮寺さん、桃さんは、席に座る。
ちなみに、隣は、神宮寺さんである。
「さて、雄一君、好きな人とか、出来たかな?」
「「!?」」
桃さんが、そう言うと、神宮寺さんと、月下さんが、俺を見てくる。
よく聞かれるけど、そんなに、気になる事かな?
「今は、いませんよ」
「「「良かった~」」」
何が、良かったんだろう?
「雄一さん。お願いがあります」
「何ですか、神宮寺さん?」
「食事が、終わったら、私とダンスしてくださいませんか?」
「ダンスですか? でも、俺ダンス何てしたこと無いですよ」
「大丈夫です! 私が、サポートしますから!」
「それなら、大丈夫ですね」
「では、準備をメイドに、させますわ!」
神宮寺さんは、部屋にある、電話で、どこかに、連絡をしていた。
「準備は、直ぐに、完了するそうですわ! 今から、ダンスホールに、行きましょう!」
「沙耶香、まず料理を食べよう」
月下さんが、そう言う。
「そうでしたわね………」
神宮寺さんは、料理を食べ始めた。
俺も食べるか。
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「ここが、ダンスホールですわ!」
「凄く大きいですね」
「さて、雄一さん」
神宮寺さんは、俺と、向かい合い、手を前に出し。
「私とダンスしてくれませんか?」
「喜んで」
俺は、そう言い、出された手を取る。
曲が流れ始め、ダンスを開始する。
「雄一さん。上手ですわ!」
「そうですか? さっきから、足を見ながら、ダンスしていますが」
「初心者に、しては、上出来ですわ!」
神宮寺さんが、そう誉めれきた。
「このまま、永遠に、ダンスをしていたいですわ」
「夢を壊すようで、すいませんが、体力が、もたないです」
「それくらい、楽しいという事ですわ」
「俺で、楽しんで頂き、ありがとうございます」
俺と神宮寺さんは、二時間ほど、ダンスを続けた。
桃さんが、中断させなければ、もっとダンスしていたと思う。
だって、神宮寺さんとのダンスは、時間を忘れるほど、楽しかったからだ。
「雄一さん。今日は、ありがとうございました」
「俺も、ダンス楽しかったですよ………では、またダンスしましょう!」
「はい!」
俺は、走って、文美さんの家まで、帰っていった。
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