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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第2章雄一皆に恩返しをする
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第108話俺と最後の練習

遅くなってすいません。108話です。

「いよいよ、明日、合同学園祭ですわ!」



神宮寺さんそう言う。



いよいよ明日合同学園祭である。



「雄一さん。明日から、二日間よろしくお願いします」



三条さんが、真剣な顔で、そう言ってくる。



「では、今日の会議は、ここまでに、しましょう」



神宮寺さんが、そう言い、会議が、終わる。



「雄一さん。お頼みが、ありますわ」



「何ですか、三条さん?」



「劇の最終確認が、したいので、貴方の家に、行って大丈夫ですか?」



俺は、優(文美さん)の方を見る。



優は、頷く。



「大丈夫ですよ、それでは、向かいましょうか」



「はい!」



「では、私も行きますわ」



三条さんと、一緒に、家に行こうとすると、神宮寺さんが、そう言ってきた。



俺はまた優の方を見る。



「問題は、無いぞ、兄よ」



優は、そう言う。



「では、行きますか」



「はい!」



「ちっ」



神宮寺さんは、元気にそう言い、三条さんは、舌打ちをした。




□□□











「さてと、まずは、夕食を作りますか」



「「雄一さんの手料理!」」



俺は、夕御飯を、食べてからの方が、良いと、思いそう言った。



「兄よ、余りサービスは、しない方が、良いぞ」



優は、ジト目で、そう言う。



「まあまあ、優………リクエストとか、ありますか?」



「肉じゃがで!」



「了解です。深い意味は、無いので、注意してください」



肉じゃがを、女性に、食べさせると、プロポーズだと、思われるので、一応そう言う。



「「わ、分かっています!」」



「なら、良かったです」



俺は、料理をしに、台所へ向かった。




□□□











「さてと、食べ終えた所で、始めましょうか」



夕御飯を、食べた後、俺は、そう言う。



「そうですね、では、気になっている所を、確認しましょう」



神宮寺さんが、そう言い、練習が始まる。



「流石雄一さんですわ! 完璧にこなしますわね!」



三条さんが、そう言ってくる。



「ありがとうございます。三条さん」



「では、次の場面に、って、キャア!」



三条さんが、何かに、足を引っ掻ける。



「危ない!?」



俺は、とっさに三条さんを、支える。



「雄一さん。あり………」



三条さんの顔が、近い。



「ブハッ!?」



「うおっ!?」



三条さんが、鼻血を吹き出した。



顔が、近くにあった為、俺の顔にもろに、鼻血が、かかる。



「予期せぬ、事には、弱いままのようですんね………」



「兄よ、タオルだ」



「ありがとう、優」



俺は、優から、タオルを受けとる。



「明日、これで大丈夫かしら………」



「大丈夫だと、思います………多分」



これにて、最後の練習は、終了した。

読んで頂きありがとうございます。

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