表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第2章雄一皆に恩返しをする
114/423

第106話俺とすごろく

106話です。

「さてと、今日は、何をしますか」



今日は、お休みで、文美さんは、出張である。



ピンポーン



「ん?」



インターフォンの音が、鳴る。



俺は、玄関へ向かう。



「はい、どちら様ですか?」



俺は、そう言い、扉を開ける。



「「こんにちは、雄一さん!」」



そこには、太刀川さんと、弟のジュン君がいた。



「こんにちは、二人とも、今日は、どうしたの?」



「「雄一さんと、遊びたくて、来ました(ネ)!」」



「了解」



そう言って、俺は、二人を、家の中に入れる。



「雄一さん。学園長や優さんは、何処にいるネ?」



太刀川さんが、そう言う。



「二人とも、外出中だよ」



「「マジですか!?」」



二人は、驚く。



「そんなに、驚く事かな?」



「いえ、大丈夫です!」



「ジュンの言うとおり、大丈夫ですヨ! 雄一さん!」



太刀川姉弟が、そう言う。



「それじゃあ、二人は、居間にいて、飲み物用意してくるから」



「「了解です(ネ)!」」



俺は、飲み物がある、キッチンへ向かった。




□□□











「さてと、何して遊ぶ?」



飲み物を二人の前に置き、そう聞く



「これです!」



ジュン君が、背負っていたバックの中から、何かを取り出し、机の上に置く。



「すごろく?」



「はい! では、早速始めましょう」



「順番は、どうする?」



「雄一さんが、最初で!」



「良いのかい?」



「はい! では、サイコロですネ!」



太刀川さんに、サイコロを渡される。



「んじゃ、投げるね」



俺は、サイコロを投げる。



「三か」



俺は、木でできた駒を三マス進める。



「え~と、何々、自分から、見て正面の、人の頭を撫でる」



俺は、正面を見る。



目をキラキラ、させている、ジュン君がいた。



「雄一さん。どうぞ!」



「失礼するね」



俺は、ジュン君の頭を、撫で始める。



「これは………聞いてた話通りです!」



「聞いてた話通り?」



「はい! お姉ちゃんが、よく言ってます! 雄一さんの、撫で撫では、気持ち良いって!」



「なるほどね」



「次は、私がなげますネ!」



そう言って、太刀川さんが、サイコロを投げる。



「六ですネ!」



太刀川さんは、駒を六マス進める。



「え~と、異性がいるなら、その人に、大嫌いと、言われろ、このリア充が! ………えっ?」



はい?



「お姉ちゃん………」



いや、何だこのマス?



「雄一さん」



太刀川さんが、顔を真っ青にしながら、俺の顔を見る。



「ど、ど、ど、どうぞネ!」



太刀川さんが、そう言う。



「………太刀川さんの事なんて、嫌いだ!」



「………がはっ!?」



太刀川さんは、吐血した。



「「太刀川さん(お姉ちゃん)!?」」



「だ、大丈夫よ、ちょっと、天使様が、見えただけネ」



「「それは、大丈夫とは、言わない!?」」



俺とジュン君は、そうツッコミを入れる。



「このすごろく、なんなんだ」



俺は、すごろくの箱を見る。



「リア充爆発すごろく………」



箱には、そう書かれていた。



「………このすごろく中止で」



「「………はい」」



こうして、すごろくは、終了し、二人は、帰っていった。



後で、調べたんだが、あのすごろくは、どうやら、リア充を、別れさせる為に、作られたらしい。



全く誰だか、知らないが、くだらん物を作るなあ。

読んで頂きありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ