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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第2章雄一皆に恩返しをする
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第104話俺と劇の練習

104話です。

「さあ! 劇の練習を、始めますわよ!」



ここは、祭政学園の体育館である。



「まずは、台本を読みながら、練習ですわ!」



「三条さん。台本に、妹役で、私の名前が、あるのは、何故ですか?」



優が、そう言う。



「もちろん、将来貴女が、妹になるからですわ!」



「何、言ってるんだ、貴女は」



三条さんが、そう言ったので、俺は、そうツッコミを入れる。



「祭さん。なぜ私が、意地悪な母役、何ですか?」



神宮寺さんが、そう言う。



「あら、貴女に、ピッタリじゃあ、ありませんか」



「………」



神宮寺さん、怒ってるな。



「その他の役は、こちらで、用意しますわ! では、練習開始ですわ!」



三条さんが、そう言い、練習が、始まった。




□□□











「ああ、何と美しい人なのだろう」



「ありがとう、では、夜も遅いですので、家に送りましょう」



物語は、序盤、主人公と、ヒロインが、初めて、出会うシーン、設定は、夜ヒロインが、意地悪な母のいじめに、耐えられなくなり、城を飛び出し、森で、主人公の王子に出会う所である。



ちなみに、最初のセリフは、三条さんが、言い、後のセリフは、俺が、言っている。



「では、お手を失礼します」



俺は、三条さんの前で、右膝をつき、右手をとる。



「プシュ~」



「はい?」



三条さんの顔を見ると、顔が、真っ赤で、目をぐるぐるさせていた。



「大丈夫ですか? 三条さん?」



「ブハッ!?」



「うおっ!?」



三条さんは、鼻血を吹き出した。



「ちょっ!? 俺の手を掴んだ時は、大丈夫だったのに!?」



「兄よ」



優の方を見ると、鼻血を出しながら、声をかけてきた。



「イケメンオーラを、出しすぎだ」



優は、そう言うと、パタリと、倒れる。



「ちょっ!? 優!? って、皆も!?」



周りを見ると、全員倒れていた。



「ほ、保健室~!?」



俺は、急いで、全員を保健室に、運んだ。




□□□











「「「ご迷惑をおかけしました」」」



「あはは………」



気絶していた全員が、起き、謝罪された。



「劇を成功させる為、私が、雄一さんに、慣れなければなりませんわね!」



そう言って、三条さんは、立ち上がる。



「沙耶香さん」



「何ですか? 祭さん」



「私を合同学園祭の日まで、東浦学校に、通わせてください!」



「却下ですわ」



「何故ですか!?」



「学園長が、許しませんわ」



「くうっ」



三条さんが、悔しがる。



「会長」



「何ですか、優さん?」



「学園長に、問い合わせた所、許可するなのです! だそうです」



「「「はい?」」」



こうして、合同学園祭の日まで、三条さんが、東浦学校に、通う事が、決まった。

読んで頂きありがとうございます。

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