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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第2章雄一皆に恩返しをする
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第101話俺と三上さんの誕生日

遅くなってすいません。101話です。

「雄一さん。今日は、私の誕生日です」



「おめでとうございます。三上さん」



今日は、10月20日、三上さんの誕生日である。



「雄一さん。今私の借りている、マンションの部屋に、来てもらっても、大丈夫ですか?」



「大丈夫ですよ、じゃあ、一緒に行きましょうか」



「はい!」



俺と三上さんは、マンションへ向かった。




□□□











三上さんの部屋の部屋は、3LDKだった



「三上さん。プレゼントだよ、受け取って」



三上さんの部屋に、いれてもらい、プレゼントを渡した。



「わあ~、ありがとうございます!」



「三上さんは、俺にどうしてほしいの?」



俺は、三上さんに、そう聞く。



「夜まで、私と一緒に、いてくれませんか」



「大丈夫ですよ、じゃあ、夕御飯を作りますね」



俺は、キッチンへ向かう。



「私も一緒に作って、良いですか?」



「良いですよ」



「やった! これで新婚さんですね!」



「新婚さんでは、無いかなあ、冷蔵庫見て良い?」



「はい! 大丈夫ですよ」



俺は、冷蔵庫を見る。



「えっと、三上さん。聞きたいことが、あるんだけど良い?」



「はい! 何ですか、雄一さん?」



「何で、こんなに、赤飯があるの?」



冷蔵庫には、赤飯が、ぎっしり入っていた。



「雄一さんに、誕生日を、祝ってもらえると、連絡したら、大量に、お母様から、届きました」



何か、娘の誕生日以外に、おめでたい事でも、あったのかな?



「とりあえず、三上さんは、何が食べたい?」



「唐揚げで!」



「了解」



俺は、冷蔵庫から、鶏肉を取り出す。



「それじゃあ、作りますか」



「はい!」



俺と三上さんは、唐揚げを作り、始める。



「三上さん。生活には、慣れましたか?」



「はい、皆のおかげで、慣れました!」



「そうですか、良かったです」



「雄一さんは、優さんとも、一緒に、料理してるんですか?」



「そうだね、楽しく、話ながら、作っているよ」



「優さんが、羨ましいです」



ごめんね、本当は、優は、俺自身なのに、嘘をついて………



「さてと、後は、揚げるだけだね」



俺は、衣をつけた鶏肉を、油の中に入れる。



「んじゃ、揚がるまで、待とうか」



「了解です!」



俺と三上さんは、揚がるまで、待った。




□□□











「出来上がり~」



「美味しそうですね! 雄一さん!」



二人で、作った料理を並べる。



「「いただきます」」



そう言って、二人同時に、唐揚げを、口の中に、入れる。



「美味しいですね!」



「ふむ、我ながら、パーフェクト」



ピンポーン。



俺と三上さんが、味の感想を、言うと同時に、インターフォンが鳴る。



「お母様だと、思うので、行きますね」



三上さんは、そう言って、玄関へ向かって行く。



俺も、後に続く。



「紗綾、誕生日おめでとう」



三上さんが、扉を開けると、生さんがいた。



「お久しぶりです。生さん」



「久しぶりでございます。雄一様」



俺と生さんは、互いに、挨拶をする。



「雄一様。聞きたいことが、あります」



「何ですか?」



「娘とは、どこまで、いきましたか?」



「ちょっ!? お母様!」



「言っている、意味は、分かりませんが、良き友達だと、思っていますよ」



「なるほど、紗綾頑張りなさい」



「はい! 頑張ります!」



何を頑張るんだろう?



この後、生さんを含めた三人で、普段の生活ついて話した。



そして、いつの間にか、帰る時間になっていた。



「では、俺は帰りますね」



俺は、迎えに、来てくれた文美さんの車に乗る。



「出発なのです!」



文美さんが、そう言い、車が走り出す。



「紗綾、雄一様を落としなさい」



「はい、お母様」


読んで頂きありがとうございます。

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