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男子が極端に少ない世界に転移し女装して、高校に通う話  作者: ゆう
第2章雄一皆に恩返しをする
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第100話俺と猫

遅くなってすいません。100話です。

「さてと、今日は、どうするか」



今日は、文美さんに、たまには、人の頼みを聞かず、放課後を楽しむなのです! と言われ、優の格好で、町に来ている。



「ん?」



路地裏から、動物の鳴き声が、聞こえてくる。



俺は、鳴き声のする方に、向かう。



「子猫だ………」



見たことのない、子猫が、段ボールの中で、鳴いていた。



段ボールには、拾ってあげてくださいと、書かれていた。



「全く、無責任な飼い主だだな」



「にゃーー、にゃーー」



子猫が、不安そうに鳴く。



「よしよし、大丈夫だからな~、今俺が、住んでいる所に、連れてって、やるからな」



俺は、子猫の頭を優しく撫で、子猫が、入っている、段ボールを持ち上げ、家に向かった。




□□□











「文美さん。子猫を飼いたいです」



俺は、そう言って、文美さんに、子猫を見せる。



「エバーキャット………ですか」



どうやら、この子猫は、エバーキャットという、種類らしい



「どんな猫何ですか?」



「この猫は、珍しい、種類なのです! 寿命が、六十年も、ある猫なのです!」



「凄いですね!」



俺は、帰る途中ペットショップで、買った子猫用のミルクを、作りながら、そう言う。



それにしても、猫で、六十年も生きるなんて、相当長生きだな。



「それ故に、飼うのは、覚悟が、必要なのです」



文美さんが、真剣な表情で、そう言う。



「長生きという事は、相当お金が、かかるなのです。雄一さん、貴方は、この猫の寿命が、尽きるまで、飼う覚悟は、ありますか?」



文美さんが、そう言う。



「勿論です! お金の方はお小遣いで、何とかしてみせます!」



俺は、力強く、そう言う。



「良く言ったなのです! では、いろいろ、買いに行くなのです! 後、お金は、社会人に、なってからで、大丈夫なのです!」



俺は、文美さんに、連れられ、再びペットショップへ向かった。




□□□











「えっと、猫用のトイレ、猫用のミルク、おもちゃ………後何を買いましょうか?」



「一応、爪研ぎも、買っておくなのです!」



ペットショップにて、俺と文美さんは、子猫に必要な物を買っている。



「そういえば、雄一さん」



「何ですか?」



「あの子猫の名前は、どうするなのです?」



「実は、もう決めていますよ………ルフィン何て、どうでしょうか」



子猫を家に、持ち帰る際、考えた名前である。



「良いと、思うなのです! それじゃあ、ルフィンも、待っていると、思うなのです! 会計して、帰るなのです!」



文美さんが、そう言い、レジへと、向かった。



「ありがとうございました! ………リア充が」



最後の店員のセリフは、聞かなかった事にした。




□□□











「ただいま~なのです!」



「にゃーー!」



「おっと」



家の中に、入った瞬間、俺は、ルフィンに、飛びつかれた。



「ルフィン、ただいま」



「にゃーー?」



ルフィンは、首をかしげる。



「ああ、お前の名前だよ」



「にゃん!」



ルフィンは、分かった! と言ってるように、鳴いた。



「んじゃ、夕御飯を作りますか」



「今日の夕御飯は、何なのです?」



「ルフィンが、家に来た日なので、ハンバーグでも作りますか」



「やったーーーなのです!」



「にゃん!」



「それじゃあ、準備しますね」



そう言って、俺は、夕御飯を、作りに、キッチンに向かった。


読んで頂きありがとうございます。

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