3_異変_
俺は通信機に手を書けると、部下というか同志の言葉を聞くのであった。
いや、正確には……
「こっち終わったよ」
「おっ、名前あー何だっけまぁいいか、とりあえずご苦労な」
「いや、それよりもさ名前覚えておけよ」
「あっすまん、てっきり、こっちもなんかていぱっいでさ」
「まぁわかるけどあんま無理すんなよ」
ブチッと切れる通信音、年齢的にはこっちが上なんだけどな……
ため息が思わず出てしまう。
俺は周りをみる。
裏路地での戦いで汚いのが、さらに汚くなったような気がした。
しかし、ここは裏路地たいして気にやむ必要もなければ、考える必要もなかった。
それよりも今は正面にいるものにお礼を言わなければいけないように俺は思うのであった。
「ありがとう、ホワイトロード」
「いいや、気にしなくていい、私はお前と汝の契約により、結ばれてるため、お前がカードを失わない限りは、私はお前を裏切ることはないからな」
白のマントをひらりとさせる姿は、さすがは白騎士であり、異界というか神話なのだが『英雄王』と呼びれるのには、納得がいくものであった。
その忠実な心が強さの秘訣ともいえて、俺にとっては心強いものであった。
「あぁ、これからもよろしく頼む」
俺はそう答えるのであった。
「お腹すいたな、これが一段落したらラーメン食べるか」
「あぁお腹もすいたしな」
ググルルルと豪快になるお腹の音に
「すっごい減ってるな阿木止!」
「そうだな!ってうるさいわ」
といって、俺とホワイトロードはわらいあうのであった。
この瞬間がたのしい、まぁカップラーメンなんだけどね。
本来は、ホワイトロードは食べなくてもいいのだが、今はホワイトロードと共に食べたい気分になっているのであった。
その時だった、通信機に入る、俺は早速耳にする。
さっきの名前は確か……
「はっ早く逃げろよ……阿木止」
さっきの名前はたしか、しかし、すぐさまノイズがはしり
ブチッ
ときれる通信音、想像を絶する断末魔に俺は先程のラーメン食べたい気持ちは収まるのであった。
「ホワイトロード、聞こえたか」
「あぁ阿木止把握したぞ」
「俺はさっきのなんとかを助けにいく、お前も行くか?」
いつもため口を聞いて、うっとうしい奴だが、アイツが今、ヤバイということがわかった。
名前は知らんが、助ける。
同志として、そして仲間として
ホワイトロードと呼ばれる異界の王、そして俺は例え、絶望か希望か例えそれが無謀であっても俺はその可能性にかけるために、助けに向かうのであった。
もちろん、騎士王は俺の答えに
「あぁもちろんだ!」
俺たちは戦火のまだ残る、夜の町を駆け抜けていくのだった。




