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0_始まり_

この世界は神話の頃から、神と魔王側で争っていた。


それは神話が物語としてなってからもそうであるように、

いつしか人間にも神の血をひく白の民と魔王の血をひく黒の民で別れてからもそうであったように、

古来、中世、近代、文化は変われど、人間の本質的なものは変わらず、争い続けていた。


発達したのは兵器や物が高度なものになっていくのみだった。


しかし、現代におこった第四次世界戦争で、現れた一人の男によって全てが変わるのであった、繰り返される争い、血で血を洗う争いが嘘のように一つの薄っぺらい紙のようであったかのように、


この男は圧倒的過ぎたのだ、それはその男が一枚のカードを持っていたからなのであろう。


一枚のカード、通称『DISTNYCARD』たる物によって


この世界の現代に於いて、存在することのない、理を具現化する道具を使って……


それにより、その男は力を行使し、敵国である、当時の黒側の連合首長国家であり、黒の王族が国家元首であるサタンティアを、Cardにより、消滅させた。


これはその本人が神であるかの如くとさえ思うのであった。

その国家全体を白いオーブで包み込み、緑の生い茂る麗しの、都会の人は見慣れないだろう大自然の景色に変えるのだから。


その光景に全世界に震撼がはしる、まさに雷が光速をこえて音速がまさるかの如くの意外性と共に……


黒側は無条件降伏をした

当然の答えだった

それ以外の選択しなどどこも見つからない、待っているのは神の力をもつカードを持ちし、審判者が死神同じく鎌を心臓を鎌で殺そうとするのだから


大半の黒側の国は降伏した。

なぜ、大半かはそれ以外の国は存在さえ消え去り、散っていった。


斯くして、世界は平和維持協定を確立した。

平等委委員会『Surface』を設立し、白側が建設し黒側の国が不平等ともいえる条約で負担した、シンボル的兼戦略的大陸要塞『peacefull』を加えた七大陸と三大洋を統治するための『七英者ジーニアスセブン』と呼ばれしものと『三雄師ブレイブスリー』事実上トップの支配者『世界師ワールドメンター』が統べる世均衡は平和維持として絶大な抑止力となった。


結果として、偽りの平和を作り出すこととなった。

この事によって、白側優位の社会制度が各国に導入、Surfaceが作り出した法案、国家平等法により、各国家は中央集権体制同じく、首脳は国家としての首脳ではなく、操られしデク人形とかし、大半は白側の人間がなるのであった。

中には黒側の人間もいたが、一度反逆紛いのような疑われることをすれば、真っ先に疑われ、事故死と見せかけた暗殺を実行され、粛清される。

公共で真の自由を真の平等を求めて平和的なデモを起こせば、番犬のごとき機械が放たれて、殺され、その声は噛み殺される。

言論報道は表現の自由という名前の統制されたメディア媒体等々。

平等委員会は平和と嘘ぶき、白の民が優位で優れたものという人間の醜さを背負った醜い鼻高の人間のごとく、言論は白側にあり、搾取も行われる。

反論をすれば、弾圧されるそんな世界、

そして、平等になったことで、身分制度は失われ、Surfaceが基本理念とされる平等で、偽りの自由という名前の中で経済的格差も生まれた。

それによって、白の中でも身分階層的なものが生まれた。

必然で身分は家柄というもので、変わることもなく、格差が生まれ、貧しいものは搾取され続けていった。

黒に同情的なものを示したものたちも殺されるか、貧しいものと同じく搾取されていった。

黒の人間に至っては、

最悪なことに、払えなくなったものや私的欲求のために実験動物のごとき実験体もしくは玩具とされ、命を無慈悲にすりつぶされていったものもいた。


その結果、黒側の人間は抵抗することも止んだ。

白側の人間もだ。

考えなくなった人間は機械の如く、従うようになった。

生産ラインのベルトコンベアーの一部になるかのこどく無機質で残酷な部品に。


逆らえないのだ……


圧倒的な力に


勝てないのだ


この世界の支配者たる者たちに


だから


粛々と平穏に生きてこうと決める群れたちの返事


そんな中で異を唱え、反撃する者たちがいた。

いや、者じゃなく集団として……


デモではなくテロリストとして

武力をもって変えることを決めた人達が隠れて潜んでいることに


「おやおや、なんだか風向きが変わったような気がしますね」


窓越しに見えるレインボーブリッジの間から垣間見て沈もうとしている夕日を見る、不気味な笑顔をもした笑顔の仮面をつけしもののセリフ


場所は変わり、首都のど真ん中で赤色ランプの凱旋かの誰かを運ぶ護送車に迫り来る、人々の町中に潜む人影。

これから迫り来る、惨状は変革のための犠牲、そう決意するその人影。

偽りの平和そして日常が崩壊するのは、もう目の前だった。

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