真夏の出場
【始めに】どうも皆さんはじめまして、今回初投稿です。
あまり上手くないですが、僕は消防メインの話を作ってみようと思います。ほんと話を書くのは始めてなので変なところもあると思いますがどうか・・・ ではごゆっくり
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:登場人物:
松山 卓也(22)・・・この物語の主人公となる新人消防官。
階級は消防士。やる気はあるが失敗が多く、 すぐ混乱する性格。第一ポンプ隊所属
救急隊もやっている
真田 陽翔(29)・・・卓也の先輩。階級は消防副士長。いつもは優し
いが現場に出ると少し性格が変わる。
第一ポンプ隊所属
山谷 圭佑(21)・・・卓也より1つ下の同期。元気者だが失敗が 多い。第二ポンプ隊所属
楠 正宗(30)・・・第一ポンプ隊の機関員。とても優しく卓也の事を いつも心配している
浜田 信太郎(40)・・・第一ポンプ隊の小隊長。いつも声が大きく、 怒りっぽい。卓也が怖がる人物
雨末 大河・・・第二ポンプ隊の小隊長。
長谷川 亮・・・第一ポンプ隊隊員。
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2017年8月23日 本町1丁目一般建物火災
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真夏のくそ暑い日今日は午前中に交通事故で出場し、続けて別の交通事故にも行った。疲れた・・・
<14:18>【ピー、ピー、ピー。火災指令 一般住宅出火 矢田 本町1丁目35番 松木ポンプ1 松木ポンプ2 松木救助1第二出場。火災指令 一般住宅出火・・・】
隣町からの応援要請だった
「マジかよ!」そう思いながら卓也は一階に駆け降りた。
重い装備を着装し車に飛び乗った。
「よしでるぞ!」
浜田が全員乗り込んだのを確認して言った。
それと同時に楠が赤色灯を付け、サイレン、警鐘をならしてアクセルを踏む。
「松木ポンプ1、火災出場開局」
浜田が本部に無線を入れた
【各隊開局了解。現場の状況は黒煙が二階より噴出していると付近の住民からの通報。すでに本町のポンプ隊が消火活動中。隣の家への延焼可能性大。要救助者は確認できず、以上】
「了解」
本町には救助隊がないだから救助活動はポンプ隊がやってるらしいがたまに応援要請があり松木救助が行く事がある。
<14:25>現着
木造住宅が密集するこのあたり、到着した頃には隣の家に燃え移り本町ポンプ隊が必死で延焼を食い止めようとしていた。
卓也はホースバッグを担いで走った。
現場の指揮者が叫ぶ
「松木第一ポンプは本町ポンプと火元の家をたたけ。松木第二は隣の家の延焼を止めろ」
浜田が楠に叫ぶ
「第一ポンプ放水始め!」
「了解!」
楠はポンプを操作し水を送る
卓也は筒先から出る水の水圧に耐えながら火元の家二階に放水した。
「救助はこれより南側入り口から要救助者の検索にあたれ!」
現場指揮者がそう言うと救助隊はすぐに空気呼吸器の面体を着装し3人が中に入る。
「卓也突入する救助隊に水かけろ」
浜田が言った。
「はい!」
水を噴霧に変えて救助隊員の背中にかけた。
救助隊は煙の中に姿を消す。
しばらくすると家の中から声がした。
「要救助者なし! 要救助者はない!」
中に入った救助隊が帰ってきた。その頃には火も落ち着いた。
<15:40>鎮火。
楠は本部に連絡を入れた
【松木ポンプ1から松木本部。本町の建物火災にあっては現時刻をもって鎮火。これより帰署する。】
【松木本部了解】
<16:02>帰署
卓也は報告書を書くためにすぐにパソコンを開いた。
いやぁー楽しいね!
自分は消防好きであまりこんな感じの本ないから
書くの楽しい‼
これからもちょくちょく投稿しようと思います