彼の人生は終了しました
はじめまして、よろしくお願いいたします
彼、白花 常人〔しらはな つねと〕は
これまで、ごく一般的な出来事に遭遇し
ごく一般的な生活を送り
彼女もできず、一人で生活していた大学生だ。
だが、常人のそんな一般的な生活は、突如
終わることとなる、常人の人生とともに…
その日は、雪が降っていた。
12月 24日 つまりその日はクリスマスの前日だった
毎年通り、一人で過ごすクリスマスを考え常人は
軽く落ち込みながら、小さな箱を持ち
町のなかを歩いていた。
彼はスイーツ好きでクリスマス限定のケーキを
買いにいっていた。
今はその帰りだ。
家が見えてきた、あと目の前の信号を渡れば
家につくというところで
彼は体に強い衝撃を感じた。
一体何があったのか、そう考えた時には
彼の体は宙を舞っていた
そして視界に入る、前がへこんでいるトラック
「あぁ、俺はトラックにひかれたのか…、
まぁいいや、生きてたとしてもつまらないし、
……でも、あのケーキ、食べたかったなぁ」
グシャッ
彼、白花 常人は地面に叩きつけられ
それと同時に彼の意識はとだえた
12月 24日 23時 59分 32秒
白花 常人は死んだ………
白花 常人 男 大学生
身長 171cm 体重56kg
趣味 スイーツを食べること
特技 気のようなものをあやつること