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チャレンジャーボーイ   一人隠れんぼ編

作者: 奇術師カイト

チャレンジャーボーイ

  一人隠れんぼ編


なぁ、ひとりかくれんぼって知っているか?


そうだな、ぬいぐるみと米とかいろいろ用意するんだが


まぁ簡単に言えばやる前に儀式をするんだ


そして部屋を真っ暗にして かくれんぼをするらしいんだが


俺はただ隠れんぼをするつもりはない


じゃ何をするかって?それはやってからのお楽しみな!


「さてと…やりますか…」 俺は人形に米を入れた


そして自分の爪を切り ぬいぐるみに爪のかけらを入れた


 「いって…」そして自分の髪の毛を抜きぬいぐるみの切れ目を結び穴を塞いだ


「さてと準備完了だな…あとは風呂場にいれて、塩水を持つんだよな」


あとはテレビの前で10秒数えるだけである


1...2..3..4....5...6..7..8...9.....10


そして俺は一瞬で構えた!


「おらぁぁ!出てこい幽霊!!!!!} 俺はものすごく馬鹿でかい声を出した


さすがに幽霊も驚いたのか、廊下から ガタッと言う音が聞こえた


俺は怯えず、廊下にでた


「来なければ行く、貴様に逃げ場はないぞぉぉ!!!」


だが俺は幽霊を見て、チビってしまった


「ああ.....」


そう幽霊は…  



アントニオ猪木の様な体つきで、顔はボブサップだったのだ




「____こんな相手に勝てるわけがない....!____」


俺は逃げようとした、が…!


俺の脳裏に死んだじっちゃんの言葉が浮かんでくる



「「「__敵に背中を見せたら最後、勝てない敵にでも拳を向け戦え! 喧嘩とは己の精神の強さで勝負するのじゃ!__」」」



「じっちゃん!!…」


俺は幽霊に飛び蹴りをした!!


「ホォォワッタ!!!」 幽霊のみぞうちにヒットした!!


  「グゲェガッガガガガガガガッガガガガガッガアgッガアアア」 とても苦しがっている!


今がチャンスだ!!


俺は幽霊に 百烈拳をお見舞いしてやった!


だがっ!


「ウッ… 腹がいてえ…」  なんと腹痛を起こしてしまったのである…


だが男は諦めず 誰もが想像しないであろう、究極奥義を出したのである







「必殺!!飛び下痢ゲリ!!!」


ブリュゥゥゥゥゥゥ!!!!


「ギャァァァァ!!!」 オバケはあまりの恐怖により


消滅じょうぶつしたのでった!



男は勝利すると その達成感で倒れてしまった


「クソ…手こずらがせやがって…」


そして、その五分後… 親が帰ってきたのである


「ちょっと!アンタ何をこのうんこ!!!」


「あっ…」



                          完 

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