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自己紹介(?)

「!!危ないっ!」

ドンッ

「キャッ!?」

キイィイイー・・・ガンッ

「~~~~~~~!!~~~~~~!!!」

ああ・・・俺は・・・・

・・・チュンチュンチュン・・・・

「~~~~~~~さい」

・・・

「~~~~~~~さい!」

・・・何か聞こえる・・・誰?

「起きてくださいっ!ユフィリア様!!」

ハッ・・・

今の夢は・・・・・

「大丈夫ですか?ユフィリア様。うなされていましたが・・・」

いけない。心配させてしまった

「ええ・・・・大丈夫よ。心配させてごめんなさいね。リリア」

リリアは私の侍女の名前・・・そう侍女なのだ

「いえ・・・ユフィリア様、本日は学園の入学式でございます。出席なさいますか?」

そうだった。今日は〝あの"学園の入学式だった・・・楽しみね

「出席するわ。準備をするの、手伝ってくれる?」

「かしこまりました」

私の名前はさっきリリアが言っていたように、ユフィリア・・・ユフィリア・レイナート、15歳

レイナート侯爵家の次女よ。私の家族は父、母、兄、姉、妹の計6人家族

お父様のリオルドは王の右腕とも呼ばれる人で、それに加え、聖騎士の団長で、お母様のマリーエは王妃の友人、聖騎士の副団長。

お兄様のリュイは騎士の団長で、同じ公爵家令嬢と去年結婚。お姉様のニーアは王宮お抱えの超一流魔術師で、燐国の穏和で優しそうな殿方と婚姻を結んでいる

妹のミーファはまだ13であるが、魔術の才能を開花させてきている

そうそう、私には実は、生前の記憶・・・つまり、前世の記憶がある

そして私が生まれ変わったこの世界は前世で幼馴染に進められた乙女ゲーム・・・『王子様と恋しよ』だった

なぜ俺が・・・って思いながらも、渋々していたのを覚えている

このゲームは、主人公がそれぞれのきっかけで攻略対象の各国の王子と恋していくもの

ライバルキャラは全員この国の侯爵、公爵令嬢

ところで、前世の私の性別は女・・・ではなく、男だった

そう、女ではなく男・・・だということは、精神もそちらに引きずられるわけで・・・私の恋愛対象は・・・女ということになる

・・・・どうしてこうなった!?

恋したとしても、絶対叶わないじゃないの!!?

あ、恋と言えば・・・私、重要なことを言い忘れていたわ

私が前世を思い出したのは5歳の時の第一王子の誕生会の時のその主役、第一王子とあったときだ

そして、その瞬間高熱を出した私は、フラフラになり、お父様が国王様に部屋を貸してもらった部屋に移動している時だった

その部屋に向かっているときに私はある少女に出会う

彼女はフラフラな私を心配し、そして優しく開放してくれた

後日調べたところ、彼女はライバルキャラの一人、しかも舞台が始まれば悪役令嬢として、最悪の展開をたどる少女・・・彼女の名前は【シオン・アクスウェル】

私は彼女を守るために強くなった・・・のだが

「はぁ・・・」

「溜め息なんてどうしたんですか?ユフィリア様」

しまった。気をつないと

「いえ、なんでもないわ。さあ、学園へ行きましょう?」

「はい」

・・・恋愛対象としては、絶対に見てもらえなだろうなあ

なら、せめて彼女の親友の地位はもらおう


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