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雨上がりの夜、静香秘密の楽園
八月の終わり、雨が上がったばかりの新宿。
交差点に立つ私の前に、黒い傘を閉じた女性が現れた。
「道に迷った顔をしてるね。もしよかったら案内してあげる。」
彼女の名前は静香。
懐かしさを帯びた声に導かれ、私は夜の路地へ足を踏み入れた。
古びたビルの階段を上がると、小さな灯りに包まれた空間。
そこには笑顔の女の子たちがいて、雨上がりの空気のように心を軽くしてくれた。
「この街には、まだ知られていない秘密がたくさんあるのよ。
それが“静香秘密の楽園”の理由。」
静香の言葉とともに、東京の夜は別の顔を見せてくれた。




