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いのちの詩(仮題)

いきましょう

作者: 浮き雲



風に吹かれていきましょう


夢をはらんでいきましょう


はらんだ風に背を押され 足取り軽くなるでしょう


ならぬ夢さえ、いつかはと 思える心地するでしょう




雨に打たれていきましょう


すべて流していきましょう


昨日を悔いているような (せん)なきことはやめにして


空を見上げて歩きましょう


涙を雨に溶かしましょう




この陽の下をいきましょう


ひかりを浴びていきましょう


優しい月や星空に 描いた夢は遠くとも


地を鮮やかに満ちたしゆく いのちに気づくことでしょう




生まれるものも逝くものも 巡るいのちのかたちだと


やがて、思えることでしょう


わたしも、いまを流れゆく いのちの星のひとつだと


信じることができるでしょう




そうして、消えてゆけるなら このささやかないのちさえ


けして、悪くはないでしょう




風に吹かれていきましょう


まだ、見ぬ場所へいきましょう


雨に降られていきましょう


まだ、見ぬ人に会いましょう


この陽の下をいきましょう


生きてる限りいきましょう






意識的に、「逝きましょう」は外してみました(少し入っていますけど・・・)。まだ、少し早いと思っていますから。

でも、生きたいように生きて、したいように動けば、その先の「逝く」こともまた、ひとつの到達点ゴールなのかもしれませんね。生きることを不自由に過ごせば、死ぬことにも不自由になるものかもしれないと、最近、考えています。さて・・・。

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