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ダブルスタンダード

 人によって、態度を変えてしまうことってありますよね。

 人によって、許せたり許せなかったりするものです。


 だって、人間ですもの。

 平等に接したいと思っていても、なかなか上手くいかないのです。


 こういうことが、昔はわからなかったですね。

 ブサイクな野田は怒られることの多い人生でした。


 新入社員のときなんて「他の子はかわいすぎて怒れないのよ」と、上司に嘆かれておりました。

 毎日、野田ばかり怒られて挫けそうなときもあったのですが。


 今となっては、良い思い出です。

 怒りたいけど怒れない状態って、周りがフラストレーションを溜めていくだけなのですよ。


 誰かが我慢しています。

 我慢していることは続きませんから。


 怒りは小分けにしていただいたほうが……と、今は思います。

 怒られるのは大嫌いですが、仕方がないことなのです。


 その人が他の人にどう接しているかなんて、気にする必要はないのかもしれません。

 自分と相手の関係性のほうが、ずっと大事ですよ。


 しかしながら。

 人がどうというより、野田は気分によって許せたり許せなかったりしてしまうのですけどね。


 虫の居所が悪いときってあります。

 怒られたり怒られなかったりする状況は、娘にとっても良くないと思うのですが。


 これもまた、仕方がないことなのです。

 空腹や睡眠不足には打ち勝てません。

 だって、人間ですもの。


 感情のコントロール!

 いつも機嫌の良い自分で云々、が上手くいかなさすぎましてね。


 最近は、諦めモードです。

 コロコロ意見も変わってしまいます。


 人の意見に左右されがちなのですよ。

 今の賃貸に住み続けたいと思っていても、家を買ってしまう人生ですから。


「賃貸と持ち家、どちらが良いか」と聞かれたら。

 賃貸のが良いよ!

 野田は持ち家だけどね! と応えてしまいます。


 現実と理想のギャップに苦しめられることも多いです。

 わかっていても、ままなりません。


 健康のために歩いたほうがいいよ!

 野田は一歩も外に出ないけど!

 みたいなこともあります。


 子どもは怒らないで育てたほうが、優しい子になるよ!

 野田は怒るけど!

 みたいなこともあります。


 小説は書き続けることが、いちばん大事だよ!

 あぁ、書けない書けない。野田は書けないけど!

 みたいなこともあるのです。


 ダブルスタンダードな人間って、全く信用ならないことも頭では理解しているのですが。

 どうしても、ダブルスタンダードな人間になってしまいます。


 仕方がないことなのです。

 だって、人間ですもの……。

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