晩ごはんの献立
たくさん花粉が飛んでいるせいでしょうか。
鼻炎がひどくてエッセイを書くことができないので、今週はお休みさせていただきます。
と、よっぽど書こうかと迷いました。
ストレス性の鼻炎に花粉は関係ないのですけどね。
最近、サボり癖がひどいです。
たった1000文字が驚くほど長く感じます。
小説家の皆さまにとったら1000文字なんて50m走みたいなものかもしれませんが、野田にとったら42.195kmみたいなもので今日もがんばっておりますよ。
さて、今回のテーマは『晩ごはんの献立』です。
子どもの頃の野田は、どのような晩ごはんを食べていたのでしょうか。
残念ながら、あまり思い出すことができません。
記憶力が壊滅的。
昨日の晩ごはんが何だったのかを思い出せないのに、20年前の晩ごはんが何だったのかを思い出せるわけがありませんでした。
思い出そうと試みること自体、間違っていたのかもしれません。
ただ、母の得意料理がサムゲタンとテールスープだったことは覚えています。
毎週日曜日。
車を20分くらい走らせて、お肉屋さんで鶏肉や豚のしっぽを買っていましたよ。
特に、テールスープは父の大好物でした。
わかめスープも卵スープも飲まない父ですが、テールスープはよく飲むのです。
親戚のなかでは「料理が苦手」なことで有名な母ですが、普通に料理はできるイメージですね。
サムゲタンとテールスープ。
野田は作ったこともなければ、作れる気もしません。
「料理が苦手」という言葉は、みじん切りができなくなってから使ってほしいですね。
みじん切りができる=絶対に器用ではないでしょうか。
みじん切りができないので、よくわかりませんが。
しかしながら、料理が苦手な野田に旦那さまは厳しいのですよ。
夏はそうめん、冬は鍋の法則を許してくれません。
そして、野田が料理をして旦那さまに「おいしい」と言ってもらえたものは、カレー、豚キムチ、たけのこの煮物、かぼちゃの味噌汁、親子丼のみです。
2年作り続けて、5つ。
ネットで「プロ直伝」「絶対ウマい」などと書かれているレシピを使わないと、まずダメ。
「簡単調理」「ラクラク」などと書かれているレシピで作ってよく言われるのは「味が想像できる」です。
美味しくなくてもいいから、美味しいと言われたい人生でした。
料理が得意な旦那さまは週2で晩ごはんを作ってくれますが、どれもこれも美味しいです。
作るよりも食べる方が、野田は性に合っていると感じます。