シンデレラ
昨今、守られるだけではなく自らも戦うヒロインが人気を博しているのですが。
そうはいっても、やっぱり野田はシンデレラへの憧憬の念を抱いてしまいます。
毎日、笑顔で楽しく過ごしていけたら。
それだけで幸せなことなのかもしれないですが。
できるだけ、楽に暮らしたいのですよ。
シンデレラといえば、玉の輿!!!
白雪姫もオーロラ姫も人魚姫も生まれながらにして姫ですが、シンデレラは違っているところに大きな夢があります。
振り返ってみれば、玉の輿に乗りたい人生でした。
お城から一歩も出られなくなっても良いので、とにかく働きたくない気持ち。
生粋のお転婆なお姫さまには特に、ご理解いただけないかもしれません。
確かに、戦うヒロインは格好良いですよ。
フォロワーさんの小説にも時々、登場しています。
「可愛いけど殺人鬼のヒロイン」や「美人だけど世界最強の吸血鬼のヒロイン」などの設定。
なんだかんだ大好きです。
考えた人、天才!!! と思います。
ただ、野田がなりたいかどうかは別の話です。
守られるだけのヒロインが専業主婦みたいなもので、自らも戦うヒロインが兼業主婦みたいなものとするならば。
できれば、野田は専業主婦みたいなものになりたいです……。
子どもを産めば産むほど働けば働くほど、女性の幸福度って下がることが科学的に証明されていますしね。
人を一人、育てるのも大変。
お仕事をするのも大変。
生きるのも大変ですよ。
あぁ、楽がしたい。
しかしながら、玉の輿に乗れなかったという悲しい現実だけが今ここにあります。
いや、でも、良いのです。
人生は修行なのです。
乗り越えることに意味があるのですよ、たぶん。
ただ、やっぱり野田はシンデレラへの憧憬の念を抱いてしまうのです。
子どもの頃、夢に見ることがありました。
さすがに白馬の王子様は出てきませんでしたが。
この家の子どもではないという設定で、お金持ちの本当の両親が野田を迎えに来るのです。
野田の脳内ストーリーがポンコツ……。
シンデレラとは大違いです。
シンデレラはストーリーも面白いですよね。
カボチャを馬車にする、ボロ布みたいな服をドレスにするという発想がすごいですよ。
魔法つかいのMPに限界があって、カボチャを利用したのでしょうか。
ゼロから魔法で作ったのであろうガラスの靴だけは消えていませんね。
最近は小説に飢えていて、創作についての目線が入ってしまいました。
ゆっくりと小説を読む時間が欲しい、今日この頃です。