エッセイが書けないエッセイ
すっかり小説を書かなくなって幾星霜。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
ふと、幾星霜という言葉が頭に浮かび、意味を調べてみました。
なんの苦労もなく過ぎていった時間のことは「幾星霜」と言わないそうです。
ああ、そうですか。すみません。
小説が書けなくなってから、やさぐれましてね。
妊娠したこともあって、精神がグラグラと首のすわらない赤ん坊の頭のように揺れておりました。
でも、なんとかがんばろうと必死に書く書く詐欺と読む読む詐欺を繰り返しておりました。
もがいてもがいてもがいていたのです。
そんなとき。
「どうせ書けないんだから書くって言わない方が良い」的なことを、仲良しユーザー様に言われました。
見事に図星でして。
痛いところを突かれて痛かったので、キレてブロックしてしまいました。
全面的に野田が悪うございました。
本当に申し訳ない。
ブロックした手前、なんとなく謝りに行けずにおります。
で、でも、書けない人に「あなた、書けないでしょ」って言ったらダメですよね? ね? とは思わなくもなくもないのですけどね(往生際が悪い)。
共通のお気に入りユーザー様が多かったため、なんとなく活動報告も開きづらくなってしまいました(自業自得)。
というわけで、なろうから少し離れておりました。
完全に見事なツイッター民になったあと。
小説も書かずに毎日毎日だらだらツイートを見る日々を過ごしていたのです。
あれ、すごいですね。
あっという間に時間が過ぎますよう。
話が逸れました。
今回、どうして書けないエッセイを書き始めたかというところにたどり着きたかったのです。
ツイッターに質問箱というものがありましてね。
どういうものだだとか、どういう経緯で始めただとかを話すと長くなるので割愛させていただくのですが……。
今日、届いたのですよ。
野田あてに質問が。
『野田さんエッセイ集とかは書かないのですか? おもしろそうで読んでみたいです!』
はい、嘘でしょ、って思いました。
そんなこと言って、書いてもすぐ飽きて読んでくれなくなるんでしょ。
何なら1話めから読んでくれないんでしょ。
わかってる、わかってる、そもそも書けんし。って思いました。
まだやさぐれているのですね(他人事かよ)。
でも、なんか嬉しいじゃないですか。
だから、調子に乗って書き始めちゃったのですよ。
つい、さっきのことなのですけど。
単純ですね!
久しぶりになろうへ来て、仲良しユーザー様ともあまり交流がなくなったなろうで、突如。
小説でなくエッセイを書き始める……!
本当に誰が読むんかいな。と思いながら、たとえブックマークが1人もつかなくても、ひとりでのんびりエッセイというものを書いてみようと思った次第でございます。
不定期更新。
終わりもオチもありません。
長いと書くのも読むのも大変なので、1話1000文字程度にするつもりでございます。
もしかしたら、この1話で終わる可能性もございますがご容赦ください。
他に何か言っておくことありましたっけ?
あっ、タイトル?
野田の文章が紙屑で済むと良いのですが、もしも粗大ゴミになってしまったら、すみません。
では、ごゆるりとお楽しみください!