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ドラゴンの加護ありて   作者: 如月マルコ
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〜ギルドと戦闘とお買い物と〜



「あら、見ない方ですね。私はこのギルドのスターナと言います。今日はどうされましたか?」


と、カウンターにいた女性職員が丁寧に挨拶してくれた。

正直、もっと怖い所かと思っていたのだが、カウンターの奥にいる他の職員も女性が多く、このギルド自体も整理整頓されていてとても綺麗に見える。


スターナさんはエルフかな?と思うような細身のスタイルにブロンドの髪を肩まで伸ばしている、その髪から覗く耳が丸くなっているのでエルフではなく、ヒューマンだと分かった。


「はい、私は傭兵団《六天破軍》の冒険者、アリサと言います。こちらは新しく入ったトシヤさんです」


アリサが俺の紹介もしてくれたので「ども、よろしく」とだけ付け加えた。


「今日は、このトシヤさんの冒険者手続きに来ました」


「はい!あの姫君の傭兵団の方ですか!…あ、失礼しました、…でしたらこちらの紙に記入をお願いします」


と、スターナさんは紙を引き出しから出してカウンターに置く。

ん?と思ったが、それよりも、「きたか」と俺は思う。

俺はペンを取り、ゆっくりと名前や所属団体名などを埋めていく。


ここグリムガルに来るまで、何日か経っているので、実はその間アリサからこの世界の読み書きを習っていたのだ。

ちなみに、アリサと2人旅になったのはグリムガルが見える街道辺りからになり、それまではほぼ団全体で行動していた。


スヴェンなどはさっさと別行動をとり、違うクエストに行っていたが。


俺はなんとか空欄を埋めてスターナさんに用紙を返した。

ふぅと、一呼吸いれる。

正直書くのは苦手だ、元々字が汚いのもあるが、元の世界ではスマホやらパソコンやらで文字を書く機会がほとんどなかったので余計に苦手になっている。


「ありがとうございます。…トシヤ・セタでお間違いないでしょうか?はい!ではセタさん、これを」


俺が名前に頷くと、スターナさんはステイタグ、要はドックタグを渡してきた。

よく見るとドックタグには何も刻まれていない。


俺が首を掛けるとアリサが「半日くらい付けておけばステイタグに刻まれていきますよ」アリサが冒険者ギルドへの登録料金を支払いながら教えてくれる。

しばらくはおんぶに抱っこだ。

つまり、どうやらこのタグには魔法が組み込まれているらしい。

それから簡単にこの街の冒険者としての決まり事や施設の場所や使い方などをスターナさんが話してくれた。


「随分と簡単に終わったね」


ギルドを出てアリサにボヤいた。


「はい、一応アリサは六天破軍の冒険者ですから、信用はあるんです。これがトシヤさんだけだと、もっとかかっちゃいます」


「そっか、そーいえばスターナさんララ団長の事を姫君って呼んでたけど。ララ団長ってお姫様だったりするの?」


俺はさっき気になった事を口にする。

するとアリサは、ふふっと笑いながら答えてくれた。


「いえ、団長の話方や服装が凄すぎて団以外の人達は団長のことを、姫君、なんて呼んだりする事が多いんです」


俺はすぐに納得する、確かにあの威圧感やら雰囲気は普通じゃないもんな。

それに、傭兵団《六天破軍》はかなり名が知られている事がわかった。


「少人数とはいえ、ウチの団はかなり有名なんですよ!」


アリサが両手を大きく広げ、自慢気に語る。


突然、胸元でキンッキンッと金属音が響いた。

何かと思い胸に手をやると、さっき首にかけたステイタスが見る見るうちに文字を刻んでいく。

アリサに目をやると「そんな…早い、もう?」と驚いた顔で呟いていた。

確か、さっきアリサは半日と言っていたが、まだあれから1時間と経っていない。

音は十数秒で収まった。

俺は刻まれた文字を呼んでみる。


トシヤ・セタ

AGE 28


Level 5

STR 682

VIT 464

DEX 305

AGI 486

INT 863

LUK 25


加護 神竜ファーブニル


スキル

竜魔法


「高いのかな?んー、わからないな…」


と、俺が首を傾げて唸る。

アリサに聞こうと振り返ると、さっきよりも目を見開き、口をポカンと開けているアリサと目が合った。


「す…凄い!!そんな、Level 5でそんなステイタスは異常ですよ!えっとですね!普通、Level 1は一般の方とほとんど変わらないはずなんです」


俺がよくわからない顔をしていたのだろう、アリサが説明をしてくれた。


「一般の方が、もしステイタグを作った場合、ほとんどのステイタスが20前後になります。神様と新たに魔物と戦いますって言う契約を神殿で行えるんですが、それを行ってもなかなか100を超えるステイタスにはならないんです」


俺が「神殿?」と聞くと。


「はい、なのでこれから神殿に行って神様と契約をし直すのが普通の流れになるんですが。多分、トシヤさんに加護を与えてくれたドラゴンさんは初めから戦闘を視野に入れていたのではないでしょうか?」


それで、このステイタスなのではいかとアリサは言う。


「なるほどー、アリサは竜魔法ってどんなものか知ってる?」


「えっと、少しなら。簡単に言うと竜が使える魔法のはずです」


アリサは首をブンブン振りながら続けた。


「でもでも、使える人はいないと思います、竜が使うからこその竜魔法なのですから」


なかなか言葉が出ないようで「でも、…書いてありますよね?竜魔法って」


「あるねー」


と、俺は返す。


「多分ですげど、魔法で竜が使う攻撃などを再現出来るじゃないかと…アリサは思うんです」


「そっか、じゃどこかで試してみないとね!」


俺は正直、ワクワクが止まらなかった。

この世界に来てから魔法を使いたくて仕方がなかったからだ。

そして、それはしょうがないだろうと、自分でも思う、だって魔法は誰しも子供の頃一度は思い描いたであろう現象の一つのはずなのだ。


本当ならこのままダンジョンに繰り出したの気持ちもあるのだか、アリサか「さぁ!気を取りなおして、防具を見に行きましょう!」

と、言って歩きだすので俺をついていく。

俺は別に気を取り直す必要はなかったのだけど、アリサにあったようだった。



カンーカンーカンーカン!!

それは突然辺りに響きわたった。

塔の天辺にある大鐘楼の音だと俺が知ったのはこの騒ぎの後の事であるが。


俺とアリサは防具を揃えるために塔の内部にある集合商店に向かう途中だったのだ。

ちょうど塔の入り口近く、大きな公園のような広間に差し掛かった時の事だった。


大鐘楼が鳴り響くなか、アリサは何が起きているのか知るために塔の警備をしている冒険者に話を聞いている。

俺はそれを見ていたのだが、その奥、塔の入り口から湧いて出てくる者が目に入ってきた。

それらは二足歩行だったり、四足だったりと多種多様に見える。


「なぁおい、アリサ?あれは?」


つい声が荒げてしまう。

アリサも警備の冒険者もそちらに目をやる。


「モンスターパレード……」


警備の冒険者と、アリサが同時に告げる。


すると公園内の他の冒険者も気付いたらしく、いたるところで叫び声が聞こえてきた。

こちらに人の波が押し寄せてくる、我先にと塔の反対側である、俺とアリサのいる方にみんな走って来ているのだ。


おそらく、この公園内には冒険者以外の一般市民も多数いるのだろう、走っている人の速度差が激しい。

警備の冒険者がその間を縫って行こうとするが上手く抜けられないようだった。


その時、俺とアリサには見えてしまった。

人波の間から広場の真ん中で倒れている小さな女の子に。周りのに両親は見えない、はぐれてしまったのだろう。


気付いた次の瞬間にアリサは走り出していた、アリサの身体が小さいためか人波をすり抜け、警備の冒険者をすぐに追い抜き女の子の元へ向かう。

俺もそれを見てとっさに走り出すが他の冒険者同様、人波に阻まれる。


モンスター達と女の子の間は見る見る縮まっていく、アリサは人波を抜けて速度を上げ、手を祈るように組む、そしてその手を地面に着けた。

するとアリサの数メートル先に何かが生えてきた。

アリサは止まらずにその生えてくる物体に向かう、それは大きな金槌だった、ゆうにアリサの背丈を越えている。


それを掴むと同時に振り上げる、まだ女の子ともモンスターとも距離は10メートルはある、戦鎚の届く範囲ではない。

その時、アリサの持つ戦鎚が爆発した。


まるで、飛ぶように槌とアリサが女の子に近づくモンスターに向かって行く、戦鎚の後方からロケット推進のように炎が吹き出しているのが見える。

次の瞬間、女の子に間近に迫ったモンスターおそらくゴブリンだろう、に戦鎚の爆音が穿った。

ゴブリンごと地面を抉ったのだ。


その衝撃波で前方にいたモンスター達は吹き飛ぶ。

そこまでで、ようやく俺は人波を抜け速度を上げるが、間に合わない。

次の一瞬でモンスター達はアリサ達を取り囲むように動く。

アリサが女の子に顔だけ向けて話かけている「大丈夫だよ」そう言っているように俺には見えた。


俺はエレの時を思い出していた、あの時はなんとかなった、だったら今回も!

だが、走っても間に合わない、なら、どうする?

俺はアリサとの会話を思い出す。


ドラゴンと同じ事が出来るなら!

俺は思い切り息を吸い込んで喉に力を溜めた、…熱い!喉が焼けるように熱くなった。

イケる!そう確信する。


モンスター達はアリサを警戒してすぐには襲っては来ていないが、アリサは動かない。

もしかしたら動けないのかも知れないが、この距離ではわからなかった。


俺は思い切り飛び上がると


「ガァーー!!」


と言う掛け声と共に喉に溜まったモノを吹き出した。

口からまるで破壊光線のような青白い波動が撃ち放たれたのだ。


それはアリサ達を取り囲もうとしていたモンスター達をかき消し塔の入り口まで伸びていく。

地面に黒い煤だけを残してモンスター達の半数は消えていた。


アリサは動けるようになったのか、戦鎚をまたロケットのようにして投げつけると、女の子を抱えてこちらに走り出す。

俺はそのままアリサと入れ替わるように立ちはだかる。

警備の冒険者達も俺を驚いたように見ながらだが、隊列を組んでモンスターに向かっていった。


もう一度と、思い切り息を吸い込んだが、今度は熱くならない、むしろ、あの時のように怠い熱さになっている。

連発は出来ないと踏んだ俺は接近戦に切り替えた。

ブレスが出来るなら、これも出来るはず。

手を握るのではなく、引っ掻くように広げると力を込める。


すると自分がイメージした通りのドラゴンの爪が青白い半透明の姿で現れていた。

自分の手の何倍も大きな爪で、近づくゴブリンやら、クモのモンスターやらアリのモンスターを切り裂く。


しばらく戦っていると塔の内部から出てくるモンスターが消え、代わりに冒険者らしい男が現れた。

男は広場の戦闘を見ると、後ろにいた仲間に指示を出してこちらに加勢してくる。

どうやらこの戦いは終わりみたいだな、と俺は警備の冒険者の方に一言掛け、アリサの元に向かった。



アリサと女の子は広場の端にあるベンチに腰掛けていた。

女の子はまだ恐怖が抜けないらしく、アリサの手を握ったまま離せないでいるようだ。

俺はゆっくりと近づくとアリサに声をかける。


「大丈夫そう?」


「はい、今はまだ落ち着くまで時間がかかると思いますけど、怪我とかはなかったです」


すると広場に集まっていた野次馬の中から「リサー!リサー!!」と聞こえてくる。

一瞬アリサの事が思ったが、震えていた女の子が顔を上げて「お母さん…」と言ったのでこの子の名前だとわかった。

俺は立ち上がるとその女性に手を振って応える。


「こっちです!娘さんは大丈夫ですよ!」


目の前に来た女性が、リサと呼んだ女の子を抱きしめると「ありがとうございます、ありがとうございます」と何度も頭を下げてお礼を言ってくれた。

女の子、リサは母親が来て安心したらしく目に見えて落ち着いていく。

母親は去り際も頭を下げて、リサは手を振って街に消えていった。

早くこの場から離れたかったのだろう。


すると、先ほど塔から出てきた冒険者の男がこちらにやってきて。


「君達、大丈夫かい?カラン達から聞いたよ、この場にいたモンスター共と戦うのを手伝ってくれたんだって?ありがとう!おかげで被害が出ずにすんだ」


男は礼儀正しく頭を下げてきた。


「僕はグリスナット、チーム【グリフォード】のリーダーだ、他のチームと組んでモンスターパレードに備えてはいたんだが、今回は数が尋常じゃなくてね、全てを抑えきれなかったんだ」


戦いの前、アリサ達も同じ事を言っていたな、と思い。


「モンスターパレードってなんなんですか?」


俺は思った事を口にした。


「ん?知らないのかい?君は…いや、なんでもない。モンスターパレードはモンスターが一斉に地上を目指してくる行軍の事だね、ここグリムガルではだいたい1年に一回はやってくる」


「なんで地上を目指してくるんですか?」


俺が聞き返すとグリスナットは困ったように首を振る、何故かはわからないらしい。

アリサがその後つづけた。


「トシヤさんは、地上のモンスターはどこから来たか考えた事はありますか?」


今度は俺が首を振る。


「アリサも詳しくは知らないですが、知っているのはですね。地上のモンスターは全部ダンジョンから現れているらしい、と言う事です」


どうやら世界のいたる所にダンジョンは大小、存在し、そこからモンスターを地上に出し続けているとの事。

つまり、理由はわからないが、年に一回下から上がって来ようとするモンスターを押さえ込まなければならないという事だ。


「僕はこのダンジョンの上層部を任されていたんだけどね、数に押されてダンジョン内で分断されてしまってね、本当に助かった」


もう一度頭を下げると。


「では、僕らはギルドに報告に行ってくるね、この礼はいずれ必ず!」


「はい」と返してグリスナットさん達を見送る、語尾に、ね、をよく付ける人だなーと思ったが口には出さない。

俺とアリサはお互い怪我がない事を確認すると、まだ夕方になったばかりで時間もあるとなり、塔の中の集合商店に向うことにした。


塔の1階から3階までは吹き抜けになっていて全てダンジョンへの入り口となっている。

そこから上に行くには、階段はなくエレベーターで行くしかないとのこと。


アリサと俺は幾つかあるエレベーターのうちの一つに乗り、一気に30階まで上がった。

アリサによると30階からはリーズナブルな値段で防具が売られているらしい。


買い物は【鑑定】のスキルがあるアリサに任せておけば間違いないので、俺は適当に見るつもりだった。

だったのだが、やはりこの塔はメッチャクチャデカイ、幾つもの防具を売っている商店が並び、人が行き交っているのにもかかわらず、全然狭いと感じなかった。


俺は男の子心をくすぐられてあちこち防具を眺めては「おおー」とか叫ぶ事になった。

30近くなってよーがこれは楽しい!


しばらく夢中になってウインドショッピングを楽しんでいると、後ろから声をかけられた。


「にーさん、にーさん!鎧をお探しでっ?」


そこにはキツネのような顔をした商魂逞しそうな女性のドワーフが立っていた。

男性とは違い、身長はヒューマンと変わらないが肌は浅黒く、手足はヒューマンより明らかに大きい。

こんな軽いドワーフもいるんだなーと少し失礼な事を考えていると。


「にーさん、黒いなー!全身黒とはなかなかの趣味しとるなー!そんなにーさんにピッタリの装備がウチにあるやけど!是非来たって来たって!!」


と言って俺をグイグイ引っ張っていく。

引っ張られながらアリサに目をやる、アリサもこちらに気付いたようで、慌ててこちらに付いてきてくれた。


女性ドワーフに、連れて来られたのは他の店よりだいぶ暗く、いかにも職人が居そうな雰囲気の店内をしているそんなお店だった。


「どーね!この品揃え!ちょっーと見た目は汚いとこやけど、品物は良いものしかないで!」


しばらく品物を見ていたアリサだが、俺の所に来ると。


「確かに、どれも機能的で飾りは無いものの良いものばかりみたいです」


アリサが言うのだから間違いないのだろう。

俺はこのお店で防具を買うと、正確には買ってもらうと決めた。


アリサも店主であろう女性ドワーフも、俺が黒い装備を買うと決めてかかっているようなのだが、別に黒じゃなきゃダメは訳でもない、が、黒の方が落ち着くのは本当だし、何も言わないでおく。


俺も見ようと店内を見渡す、がどれも無骨で飾り気がないため同じように見えてしまう。

奥ではアリサと店主が「じょーちゃん、なかなかの目利きやね!」とかなんとか聞こえてくるので任せることにした。

俺は待ちながら、武器はどうしようかと考えていると、そー言えばアリサがさっき地面から出したのは一体なんだったんだろう?

ロケット付きの戦鎚ぽかったけど。

武器を召喚でもしたのだろうか?もしくは錬金したとか?かな?と今更ながら疑問が湧いてきた。

このお店を出たら聞いて見ようと決める。


すると、奥から2人が防具を持って出てくるところだった。

黒い薄手の鎖帷子に、これまた黒い短ランのようなショートジャケット、黒い皮製とわかるズボンと鉄板が付いている黒い革靴、見事に黒だけだった。


アリサは自信満々な顔をして会計をしている、サイズは大丈夫かな?と思ったが、アリサは【鑑定】持ちなので、サイズも鑑定済みなのだろうと思ったが、一応聞いてみる。


「えっとー1回着なくて大丈夫?」


「だいじょーぶー!!」


と、返ってきた。

買い物しててアリサのテンションがいつもより高くなっているみたいだ。

サムズアップまでしてきてくれた。


女性ドワーフとも仲良くなったみたいて、相手の事をクノラさんと呼んでいるし、そのクノラさんもアリサは〜ん、と呼んでいる。

俺だけ名乗らないのも変だと、会計の最後に自分の自己紹介もすませた。


「またのご利用お待ちしてまっせー!」


店を出るときにクノラさんの大きな声で見送れることになった。

あまり主人公のアビリティとかにはこだわりはありませんー!

ただLevelの割に高いって事です。


似たような設定はご容赦を!

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